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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉です。
今回は、輪廻転生からの解脱を果たす上で重要な、善のカルマが多い人の5つの特徴について、お話ししていきましょう。
前回は、カルマの多い人と少ない人と題して、負のカルマが多い人の3つの特徴について、詳しく解説しました。
その中では、より分かり易くするために、善のカルマについてはあえて触れませんでしたが、気になった方も居たと思います。
そこで今回は、負のカルマとは正反対の、善のカルマが多い人の特徴について紹介していきます。
<目 次>
善のカルマとは
ではまず、「善のカルマ」とはどのようなものかを、出来るだけ分かりやすく説明しておきます。
善のカルマはあの世への指標
簡単に言ってしまえば、負のカルマや善のカルマは、私たちがあの世で、天国に行くのか地獄に行くのかを決める1つの要素です。
言い方を変えると、私たちの波動を決める1つの指標だと言っても、良いかもしれません。
前回の「前世のカルマが多い人少ない人」という動画でも、お分かりいただけたように、負のカルマとは、ネガティブな執着によって生まれます。
まだご覧になっていない方は、後ほど御覧ください。
ポジティブな感情のカルマ
それとは逆に、ポジティブな執着によって生まれるのが、善のカルマだといえます。
では、そのポジティブな執着とは何かといえば、大きくは「良縁・貢献・達成感(喜び)」の3つです。
いかがですか?どれもポジティブなもので、これらが実現している世界は、きっと天国と呼ぶに相応しい世界でしょう。
そう、善のカルマが多い人とは、そもそも私たちが天国と呼ぶ世界から、転生してきた人なのです。
カルマと輪廻転生
でもなぜそれらが、カルマなのかと言えば、それはポジティブなものであっても、あくまで執着でしかないからです。
そして執着である以上、それを持っていると天国に行っても、再びこの物質世界に転生することとなり、輪廻転生を終えられないからだと言えるでしょう。
ですが、ここで大切なことをお伝えすると、善のカルマとはいわゆる「徳」とも言えるものなので、転生は繰り返すことになりますが、決して悪いものではありません。
そしてそんな善のカルマが多いほど、天国とされる世界でも、来世の人生に置いても、多くの人から慕われる幸運な人生を送ります。
オーラ診断で知り得たカルマ
今回も分かりやすいように、善のカルマを特に作りやすい、5つの特徴に絞ってお伝えしてきます。
これはあくまで、私自身が人のオーラを見ることで知り得た、カルマの1つの要素に他なりませんから、参考までに聞いておいて下さい。
この内容を見れば、それらの人がなぜ善のカルマを作ってしまうのか、その理由がお分かりいただけることでしょう。
それにより、カルマがどのようなものか理解が深まると思います。
1、ボランティアや寄付をする人
まずは分かりやすい、ボランティアや寄付をする人からです。
無償の奉仕をする人
シンプルに申し上げるなら、これは無償の奉仕をして、人助けをする人だと言っても良いでしょう。
もちろんボランティアや寄付を、どれほど熱心に行うかによって、善のカルマの量は全く違ってきます。
私たちが、心ばかりの募金をする程度なら、さほど多くのカルマが出来ることはありません。
ですが使命感を持って、危険な地域にボランティアとして入ったり、多額の寄付をして大きな貢献を行うなら、そこに善のカルマが生まれます。
貢献と達成感がカルマに成る
ポイントは、貢献することで感謝され、充実感や達成感を感じるなら、それが善のカルマと成り、来世へと繰り越されるということです。
ですから、時に無記名で多額の寄付をされる方がいますが、それらの手段を取れば、比較的カルマを作りにくいといえるでしょう。
また、ボランティアに参加しても、それが人への奉仕のためではなく、あくまで自分自身のための行為なら、カルマが出来ることはありません。
その意味では、善のカルマとは貢献心と感謝の思いにより、縁として結ばれることで出来るものだといえます。
2、医療に従事している人
続いては、医療に従事している人です。
カルマとは貸し借り
まず最初に申し上げておくと、これも一般的な医師や看護師の方であれば、それほど多くの善のカルマを負うことはありません。
なぜなら、そもそも無償での奉仕ではなく、有償での仕事として、医療サービスを提供することに従事しているからです。
それにより、人に一方的に貢献して感謝されるような、関係性が生まれることはなく、少なからず互いの気持ちが精算されます。
そうカルマとは、エネルギー的な貸し借りのようなものだと言えるのです。
大きな達成感がカルマと成る
ですが、時には医師に命を救われたと感じ、大きな感謝の気持ちを感じる人も居ることでしょう。
その際に、もし医師として関わった人が、自分がその人を救ったのだと認識し、そのことに達成感を感じると、そこに善のカルマが生まれます。
するとその医師は天国に行っても、また同じような達成感や喜びを味わい、充実感を得たいと感じて再び生まれ変わってくるのです。
ですが、もしその医師が「自分は仕事をしただけで、命が助かったのはその人の生命力」と思えば、そこには過度な達成感は無く、カルマが生まれることはないでしょう。
3、経営者と政治家の人
次はとても多い、経営者や政治家の人です。
政治家はカルマを作りやすい
まず政治家については、報酬は得ているものの、社会貢献的な意味合いが強い仕事であることは、言うまでもありません。
そのため、自分が成し遂げたとか、貢献したという認識を持ちやすいので、特に善のカルマを負いやすい仕事だと言えるでしょう。
それと同じように、会社の経営者など、一定の人数を取りまとめる長のような役割を担う人は、比較的人間関係の縁となるカルマを負いやすいです。
それは良くも悪くも、互いに思い入れが宿る関係性を、築きやすいということです。
カルマは人間関係の規模による
ただこれも、私たちの身近にいるような、一般的な会社の経営者の方であれば、さほど多くのカルマを背負うということはないでしょう。
そもそも人間関係のカルマは、その人が関わる社員数によって増えますし、何よりも大きな会社であればあるほど、成し遂げたという達成感も大きいからです。
ですからその意味では、経営者と言うよりも、次々と新たな事業を始める起業家の方のほうが、達成感を求める善のカルマは多いかもしれません。
そんな挑戦にやりがいを感じるからこそ、また来世も生まれ変わって、新たにチャレンジしてみたいと思うのです。
4、指導者をしている人
次は、とても影響力がある指導者をしている人です。
教師や講師とカルマ
まず、一般的な学校教員の方や、セミナー講師のような人なら、それほど多くの善のカルマを作ることはありません。
確かに、人との縁という意味では、カルマとなるような繋がりが出来ることもあるでしょうが、それはあくまで一対一での関係性としてです。
ここまでお話ししてきた通り、善のカルマの量については、その人が成し遂げたと感じる、成果の大きさや規模よって変わってきます。
ですから、善のカルマが特に多い人とは、社会的に著名な講師の方や、宗教的な指導者として、大きな影響力を発揮する人です。
人気のYoutuberも注意
それらの人は、その強力な個性によって、多くの人を引き付けるとともに、様々な影響を与えていきます。
それがポジティブなものであり、社会の多くの人に感謝されるようなものであれば、自ずと善のカルマを背負うこととなるでしょう。
ですから、その点においては人気のYoutuberなども、その言動が大きな影響力を持つので、カルマを作りやすいと言えます。
またこれらの人は、大きな達成感を得られるので、その意味でも善のカルマを背負いやすいといえるでしょう。
5、芸能人やスポーツマン
最後は、芸能やスポーツの分野で成功を収めた人です。
達成感がカルマと成る
ここでは芸能人と書きましたが、芸術家や音楽家など、自らの才能を活かして成功し、影響力を発揮する人と捉えてください。
これはプロスポーツの世界や、オリンピックなどの舞台で活躍した、スポーツ選手にも共通するカルマです。
彼らは1つの分野について、幾度もの転生で磨き上げることで、最終的には大きな達成感を得ます。それが善のカルマとなるのです。
例えばそれは、登山家が1つの高山を制覇しても、次から次へと挑戦を繰り返すように、彼らは達成感を得るために、何度も生まれ変わりながらチャレンジし続けるのです。
達成感で再び転生する
もちろんこの達成感によって出来る善のカルマは、自己実現を遂げたことの証でもあるので、決して否定的なものではありません。
ですが、そんな達成感で味わった喜びを、人生を終えた後の世界でも忘れることが出来ないために、彼らが再び転生する動機になってしまうのです。
そのため結果的に、輪廻転生のサイクルから抜けることが出来ず、同じような人生を幾度となく繰り返すこととなります。
あくまで達成感とは、苦しみや努力の末に得られる、相対的な世界の刺激でしかないので、天国で得られる幸せでは物足りないと感じてしまうのです。
輪廻転生からの解脱
いかがでしたか?今回は善のカルマが多い人の5つの特徴について、詳しく紹介してきました。
では最後に、こんなことをお話して終わりにしましょう。
仏教の出家とカルマ
今回の善のカルマを知ることで、なぜ仏教では出家して世を捨てる人がいるのか、その理由が何となくお分かりに成ったのではないでしょうか?
そう、彼らが望んでいることは、天国に行くことでも、自分を磨いて自己実現を果たすことでもありません。
彼れらは、善のカルマも負のカルマも、全てを捨てて悟りの境地へと至り、輪廻転生からの解脱を果たそうとしているのです。
なぜならそれが、失われることのない、本当の幸せへと続く道に他ならないからです。
輪廻転生はカルマが原因
私たちは基本的に、どのような存在として、この地球上で転生を繰り返すのかは自由です。
ですがカルマを持っていると、その気持に囚われてしまうために、幾度となく幸福や不幸を味いながら、終わることのない転生続けてしまいます。
お釈迦様は、それは辛いことだから、全ての執着を捨てて、転生サイクルから解脱しようと解いたのです。これでその言葉の意味が、お分かりいただけたのではないでしょうか。
今回はそんな、私たちの転生の仕組みを知っていただくために、善のカルマについて詳しくお話ししてきました。
解脱のカギは心の中にある
もしあなたが、自己実現を成し遂げ、自分らしく人生を歩んでいきたいと望まれるなら。
このスピリチュアルな世界を探求し、自身の霊性を実感して、輪廻転生からの解脱を果たしたいと望まれるなら、一度は自分の心との、正しい向き合い方を学んでください。
きっとその経験は、体験して知り悟ることの素晴らしさを、あなたに実感させてくれるでしょう。そしてあなたの人生を大きく好転させる切っ掛けとなります。
全ての答えは、あなたの心の奥にあります。そのことを決して忘れないで下さい。
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