
井上直哉
スピリチュアルを学びたい方へ プロフィール お問合せ

最新記事 by 井上直哉 (全て見る)
- 人は前世の報いを受けるのか?<因果応報のスピリチュアルな実態> - 2025年5月13日
- 前世で夫婦だった人の特徴<スピリチュアルな見つけ方> - 2025年5月6日
- 望む才能を手に入れる方法<スピリチュアルに才能を得る> - 2025年4月29日
- 強力なカルマの法則の実例<因果応報をわかりやすく解説> - 2025年4月22日
- 自分の前世のカルマを知る方法<スピリチュアルなカルマの真実> - 2025年4月15日
こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉です。
今回は「人は前世の報いを受けるのか?」という、因果応報の問について、スピリチュアルな視点からお答えしていきましょう。
以前に前世のカルマについては、何度か動画を配信して、それがどんなものかはお伝えしました。
その中でも、因縁因果の仕組みについては、詳しく解説しましたが、今回は「前世の報いを受けるか?」という点に絞ってお伝えします。
これはあくまで、私が人のオーラを見てきた経験から理解した、エネルギー的な事実ですから、参考資料程度に聞いておいてください。
ただこの内容を見れば、なぜ「人は前世の報いを受ける」と言われるのか、そのスピリチュアルな仕組みが分かるでしょう。
前世の報いを受ける結論
まずは、この「人は前世の報いを受けるのか?」という問について、私の結論をお話しましょう。
前世の因果応報の結論
それは「現実レベルでは報いを受けるけど、霊的なレベルでは、報いという考え自体がない。」ということです。
もう少し言い方を変えると、私たちの現実社会に置いては、前世で罪を犯せば、今世で報いともいえる出来事が起きます。
ですがそもそも、霊的な次元においては、「報い」として起きていることではなく、自然の摂理として起きているということです。
それは起きるべくして起きており、罪の報いとして起きているのではないと、いうことです。
因果応報は自然と起きる
ではもう少し、分かりやすく視点を変えて申し上げると。
例えば神様がいて、前世の罪の報いとして、今世のあなたに罰を与えるようなことはありません。
でも結局のところ、前世で罪を犯せば、今世で罰を受けたと思ってしまうようなことが、自然と起きてしまうのです。
それが「人は前世の報いを受けるのか?」とう問いに対する、私が知った答えです。
現実での因果応報の事例
もう少し分かり易く話すと、例えばあなたが、サッカーチームに入り練習試合をしていたとします。
するとあなたのチームの中に、意地悪で身勝手な選手がいて、周りに体当たりして人に怪我をさせたり、パスをせずにチームワークを乱す人がいます。
すると、審判である神様は、特に注意したり罰を与えたりはしないけど、結果的にその人は、他のチームメイトに嫌われて敬遠されます。
そして孤独に成って、誰からも相手にもしてもらえなくなるのです。
前世の因果応報の本質
誰もその意地悪な選手に、罰を与えるつもりは無くても、結果的にその選手は、自分の行いの結果を受け取ることになります。
そして罰ともいえる、孤独な現実に見舞われるのです。それと同じことが、前世や今世という時間単位で起きています。
たとえ私たちが、前世の記憶を忘れていても、霊的な次元ではしっかりと覚えており、今世の現実で具現化するのです。
それがカルマの法則であり、因果応報といわれる仕組みの本質だといえるでしょう。
前世の影響を受けた実例
ではもう少し実際に起きていた、具体的な実例を上げて解説しましょう。
水難事故に在った子供の実例
以前に、川の水難事故で幼くしてこの世を去った、ある男の子のエネルギーを、遠隔で観察したことが在りました。
私が知りたかったのは、何故その子がまだ幼いのに、この世を去ったのか、その原因となっているカルマについてです。
すると、その子は前世で父親として、幼い娘を水難事故で亡くしていました。
その時に彼はこう思ってしまったんです。「自分が幼い娘の、身代わりになりたかった。」と。
前世のカルマが影響する
その気持ちがカルマと成って、前世から持ち越されていました。
そして今世で同じように、幼くして自分が水難事故にあい、命を落とすこととなったのです。
その前世から持ち越した気持ちを、今世やり遂げて解消するために・・・。
実際に、すでに霊的存在となていた彼は、そんな前世からの思いをやり遂げたことへの、達成感と開放感で満たされていました。
執着や未練が作用する
この一件を見れば、前世で子供を失った結果、今世で反対の立場となったのだと、捉えられるかもしれません。
ですが実際には、それは報いとして一方的に与えられた出来事ではなく、前世で感じた執着や未練による影響だといえるでしょう。
その現実は、あくまで転生を繰り返す霊的存在として、その子が自ら望んで引き寄せた出来事だったのです。
ですから、人が前世の報いを受けるというのは、正しい表現ではありません。人は霊的次元で自から望んで現実を引き寄せているのです。
悪人は報いを受けるのか?
では実際に、今世で悪行を行いこの世を去った人はどうでしょうか?
悪行をした人の実例
私は以前にこちらの「これが本当の死後の世界」という動画で、私たちが人生を終えると向かう、霊的な世界について紹介しました。
その中で、生前に怒りの激情に駆られて犯罪に手を染め、人生を終えた人のその後についてお話ししたのです。
彼はまさに、地獄ともいえる光景が広がる灼熱の世界で、自らの激情に身を焦がしていました。
興味がある方は、後ほど動画をご覧ください。
波動の違いで振り分けられる
その実例からいえることは、生前に激情に駆られて悪行に手を染めた人は、来世といわずに霊的な世界で、すでに報いを受けることとなるのです。
ですがそれは、先にも申し上げたように閻魔様のような、霊的な存在の判断により、与えられる罰ではありません。
私たちが存在する、波動の違いによって、自ずとその人に相応しい世界へと、振り分けられるということです。
そもそもその人は生前で、すでに地獄と呼ぶに相応しい心持ちで生きて、その身を費やしていたのです。
相応しい現実に生まれ変わる
ですから、そんな波動を持つ彼が、再度肉体をもってこの世界に転生したとしても、きっと行き着く先は同じように厳しい世界だといえるでしょう。
ある意味それは、私たちが認識している、前世の報いを受けていると表現するのに、相応しい結末かもしれません。
ですが決してその現実は、報いとして与えられたものではなく、その人に相応しい現実に、必然的に生まれ変わったに過ぎません。
もう少し明確に申し上げるなら、どこに生まれ変わろうと、その人の心が存在する波動領域からは、逃れられないのです。
前世の報いを回避する方法
ではまずは、ここまでお伝えしてきた内容を整理しましょう。
因果応報は波動の違い
最初に申し上げたように、私たちの住む現実レベルでは、確かに報いを受けているかのように見えます。
ですが実のところ、霊的なレベルでは報いとして受けているのではなく、執着や未練を解消するために、自ら望んで引き寄せているに過ぎません。
また望まずとも、自分に相応しい波動領域の現実にしか、生まれ変わることが出来ないために、結果的に報いを受けているように見えるということです。
そう、あくまでカルマの法則や因果応報の仕組みは、エネルギー的に見れば波動の違いによる、自然の摂理でしかないのです。
輪廻転生の実態とは
でも、その仕組みで私たちが生まれ変わっているなら、ずっと変わらない人生を何度も送るだけで、終わりのない転生を繰り返しているだけだと思いませんか?
そう実際に、私たちは時代は変われども、何度となく同じような人生を繰り返しており、なかなかそのパターンから脱却できずに居るのです。
ですから先人は、それを「輪廻転生」と呼び、そんな繰り返される転生から解脱することを、最終目的として説いたのです。
人生何度も生まれ変わって、同じ思いをするのは辛いことだから、もう解脱してその苦しみから抜け出し、生まれ変わらずに済むようにしよう。というわけです。
輪廻転生からの解脱する方法
ではそんな解脱を成し遂げ、輪廻転生から抜け出すためには、どうすればいいのでしょうか?
それが、執着や未練を捨てると言うことです。
スピリチュアルに言えば、前世のカルマを解消することであり、今世のトラウマを癒すことに他なりません。
そうすれば私たちの波動領域は上昇していき、最終的には全ての執着を捨てて、輪廻転生からの解脱を果たせるのです。
輪廻転生を超えた世界へ
いかがですか?今まで点のように理解していた、いろいろな認識が、少なからず繋がったのではないでしょうか。
もし、今回話している内容について、認識が追いつかないと感じるなら、私が配信している過去の動画を見て、多角的な視点から学んでいってください。
では最後にいつも通り、大切なことをお話しして終わりにしましょう。
同じ人生が繰り返される
今回の内容でもお分かりのように、私たちは意識して自分を癒やし、波動を高めていかなければ、何度転生を繰り返しても、現状から脱却することができません。
スピリチュアルな次元から見れば、この世界は全てが波動によって分けられており、何一つ偶然は存在しないのです。
私たちは生きるべくして、今の人生を生きています。
そして来世もまた、今の自分に相応しい転生を遂げて、未来の世界で今と同じような人生を送ることになるのです。
幸せになるために必要なこと
ですから私も、これまでの先人と同じことを言います。
執着や未練を捨てて、前世のカルマを解消し、今世のトラウマを癒やしていきましょう。
結果的にその取り組が、私たちの霊的な波動を上げて、何にも囚われることのない本当の幸せへと導いてくれます。
それは私たちが、自ら望んで進まなければならない心の成長過程であり、霊的なゴールへの道程なのです。
自分の内側へと歩んでいく道程
それは待っていれば、誰かが教えてくれることでも、たまたま偶然訪れるゴールでもありません。
その道程は、決して外からくるものではなく、私たち自身の内側に目を向けることで、初めて知りえるものなのです。
ですからもしあなたが、そんな霊的な成長を求めて、歩み出したいと望むなら、私に会いに来てください。
きっとそれは、あなたにとって本当の自分を知る、目覚めの旅路となるでしょう。
私はただ、その道の歩み方をあなたにお教えするだけです。あとはあなた自身で歩むべき道程なのです。
井上のYoutube動画<聴くブログ>
↓ 次のページはこちら! ↓