井上直哉
スピリチュアルを学びたい方へ プロフィール お問合せ
最新記事 by 井上直哉 (全て見る)
- 時間という幻想の正体とは<時間とは何かスピリチュアルに解説> - 2024年10月8日
- 親ガチャの本当の答え<来世の親選びで失敗しない方法> - 2024年10月1日
- 前世の記憶が消されるスピリチュアルな理由 - 2024年9月24日
- 赤いオーラの女性と赤色が示すスピリチュアルな意味とは? - 2024年9月17日
- 失敗が怖いと感じる人のトラウマとスピリチュアルな改善法 - 2024年9月12日
こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。
あなたは「ツインソウル」という言葉を聞いたことが在りますか?
「ソウルメイト」といわれれば、「魂の伴侶」という前世療法の書籍で、とても有名になった言葉です。
ソウルメイトは、何度もの輪廻転生の中で深い関係を築きながら、共に人生を送っている相手のことを指しています。
例えば、今世は夫婦として過ごしている二人が、前世療法やオーラ診断を受けた際に、前世は親子として人生を送っていたりするケースです。
この記事では、そんな「ソウルメイト」と、「ツインソウル」と呼ばれる存在について、スピリチュアルな視点からその違いを説明していきます。
今回はあくまで、転生を繰り返すエネルギー的な存在としての、スピリチュアルな違いについてお話ししますので、その点はご了承ください。
<目 次>
スピリチュアルな意味のソウルメイトとは?
まずは、ソウルメイトとツインソウルの違いを知るためにも、「ソウルメイト」と呼ばれる存在について、簡単に理解しておきましょう。
ソウルメイトという呼称の成り立ち
冒頭でも少し触れましたが、「ソウルメイト」という言葉は、アメリカの前世療法の権威である「ブライアン・L・ワイス博士」によって出版された、「魂の伴侶」という書籍によって広まりました。
この書籍の中では、前世で親子だった二人が、今世で運命的な出会いをして結ばれるという実例が、赤裸々に綴られていました。
その結果、「ソウルメイト」=「運命の人」という認識が、世界的に広まったのです。
そのため、一般的には「ソウルメイト」といわれると、赤い糸で繋がっている運命の人(恋人)のことだと思われがちです。
ソウルメイトは恋愛関係に限らない
確かに、幾度もの前世で出会い、夫婦や親子として深い関係を築いた人なら、その人は紛れもなくあなたのソウルメイトであるといえるでしょう。
以前には、そんなソウルメイトとの恋愛や結婚について、こちらの「ソウルメイトと出会い幸せな恋愛や結婚をするための方法」でも解説しました。
ですが本来、ソウルメイトとされる存在は、何度もの前世で共に人生を過ごしている縁のある相手を指しています。
必ずしも運命の人の様に、恋愛や夫婦関係にいたる相手だけではないのです。
スピリチュアルな視点で見た「ソウルメイト」
ですから、この「ソウルメイト」と呼ばれる存在を、スピリチュアルな視点から定義すると、一般的な運命の人という認識とは少し違ってきます。
それは、お互いの関係に多くのカルマを持っている相手だといえるでしょう。
例えばあなたが、「この人とは腐れ縁で、なかなか縁を切れない。」と思っている方も、何らかのカルマで繋がっている、ある種のソウルメイトといえるのです。
少し言い方を変えるなら、互いにある種の学びを共有している、相手だと言えるのです。
スピリチュアルな意味のツインソウルとは?
先の解説のように、多くの人が使う「ソウルメイト」という言葉は、他人同士の関係性や繋がりについて表します。
ですがそれが「ツインソウル」と言われる存在になると、まったく違います。
ツインソウルとは
ツインソウルとは、1つの魂が複数人に分かれて転生している状態です。
例えば、一卵性の双子の受精卵が、二人に分かれてこの世界に誕生する様ように、1つの魂がいくつかに分かれて、別々の肉体に転生しているのです。
ですからその意味で、ツインソウルはよく「魂の双子」と呼ばれます。
同じ魂を持って、この世界に転生している、まさに魂の双子といっても過言ではない、位置付けの存在なのです。
ツインソウルについても、以前にこちらの「ツインソウルの特徴と使命とは?」で詳しく解説しました。
ツインソウルはお互いに避けあう
私は以前に、オーラ透視の師であるレバナ先生から、この様に教わりました。
もし今世で、あなたがエネルギー的なソウルメイトである「ツインソウル」と出会うと、あなたはその人の近くに居たくないと思い、距離を置こうと試みるでしょう。
ツインソウルをエネルギー的に厳密に定義するなら、1つの魂が分かれて別々な肉体に宿り、多くの経験から学ぼうと試みている状態です。
ですから、自分の魂の片割れである「ツインソウル」と出会うと、誰もが何とも言えない違和感を感じ、反射的に一緒に居たくないと思うのです。
意識が同化しやすいツインソウル
この「反射的に一緒にいたくない。」という感覚は、女性がよく使われる「生理的に合わない。」という感覚が近いかもしれません。
私も以前に、あるとても近い考え方を持つ人と出会ったときに、「この人とは距離を置いて、あまり関係を深めない方がいいぞ。」と感覚的に思いました。
それは、根本的な考え方があまりにも近いので、少し話せばあっという間に相手の考えが分かり、逆に近すぎて危うい感じです。意識の境界線が保てないのです。
簡単に言うなら、互いに話していると、意識が同化して自他の区別がつかないような、自分が保てない感じがするのです。
ツインソウルに出会うと魂が同化して1つになろうとする
もし私が出会った方が、エネルギー的な「ツインソウル」なら、魂が同化して1つになろうとしてしまうのかもしれません。
物理的に肉体は別々なので、それは無理なことなのですが、精神的な深いレベルで引き込まれるような、意識が同化するのを感じます。
ですから私も、その方とは距離を取ることにしました。と、ここまで話して、そう言えばレバナ先生が言っていたことを思い出しました。
「魂が同化しようとするから、嫌な感じがするのです。」と言っていました。
私たちは、あまりに近い考えの人や、同じタイプの人とは、意図的に距離を置こうとします。
それは、自分を明確に区分できない感じがするので、無意識に毛嫌いしているのでしょう。まさにそんな違和感です。
ソウルメイトとツインソウルの違い
では振り返って、ソウルメイトとツインソウルの違いについて見て行きます。
ソウルメイトは他人でツインソウルは姉妹
一般的に「ソウルメイト」と言われれば、輪廻転生を共に繰り返している、関係性の深い人を表します。
そして「ツインソウル」という存在は、同じ魂の片割れで、霊的な深い部分では同じ存在なのです。
この2つの存在には、「仲のいい友達」と「双子の姉妹」ぐらいの明確な違いがあります。
ですから、スピリチュアルな視点から見れば、ツインソウル同士が、共に人生を送るということはありません。
それでは、ツインソウルとして、別れてこの世界に転生した意味が無いからです。
ツインソウルは恋愛関係にならない
極論を言ってしまえば、ツインソウル同士が恋愛関係や夫婦関係になることは、ほぼないと考えて良いでしょう。
そもそも、ツインソウル同士が出会うこと自体が稀ですし、もし出会うことがあっても、えもいえぬ違和感を感じてお互いを避けるからです。
例えば、ツインソウルが恋人になるのは、あなたが鏡の中の自分に恋に落ちるぐらい、違和感のあることだといって良いでしょう。
極端なナルシストの人であったとしても、自分が別な存在として目の前にいれば、とても強い毛嫌いをするはずです。
もしツインソウルとの恋愛や結婚への可能性を、さらに詳しく知りたいなら、こちらの「ツインソウルとの恋愛や結婚を望む人に知って欲しい本当の運命の人」をご覧ください。
ソウルメイトとはカルマで繋がっている
逆にソウルメイトとは、恋愛に落ちやすいと言えます。それはお互いに長い年月を共に過ごした、幼馴染が再開するようなものです。
ですから、中には出会った瞬間にデジャブのようなフィーリングを感じ、前世でのその人との関係を感じる人も居ることでしょう。
それにもともと、深い関係性があるソウルメイトには、多くのカルマがあるので、出会った段階で自然とカルマの法則が働き、引き寄せ合います。
なぜか理由もなく、相手の手助けをしたくなったり、面倒を見てしまったり、フィーリングが合い仲良くなったり、良くも悪くも二人の関係性は深いのです。
ある意味それが、ソウルメイトとツインソウルの明らかな違いだといえます。
見分け方は避け合うか引き合うか
ですから、ツインソウルは見分ける方法を考えるまでもなく、出会うこと自体がほとんどありませんし、たとえ出会っても一緒にいようとは思いません。
逆に、相手に好意を感じて一緒に居たいと思うなら、それは少なからず、ソウルメイトとしての関係性がある相手だといえます。
そのため、特に不倫関係に陥る二人は、良くも悪くもある種のソウルメイトであるといえるでしょう。
なぜなら、こちらの「不倫関係のオーラで解る!前世の過ちを繰り返すカルマの法則」でも書いたように、不倫関係であれば、なおさら相手に対する強い思い入れが残るからです。
スピリチュアルな違いのまとめ
では、ソウルメイトとツインソウルのスピリチュアルな違いについて、まとめるとこの様なことが言えます。
ソウルメイトとは課題を共有する相手
ソウルメイトとは、互いにカルマとしての関係性を持ったパートナーです。
今世の家族はもちろんのこと、幼馴染や友人、会社の同僚や上司など、それらの身近の人たちも、ある種のソウルメイトだといえます。
そしてスピリチュアルに見れば、ソウルメイトとは必ずしも、前世で良い関係を築いた人だけとは限りません。
この地球で、転生を繰り返す霊的な存在として、互いに共有する課題を持っているもの通しが、ソウルメイトだといえるのです。
ソウルメイトとツインソウルの違い
そしてツインソウルとは、そもそもが魂のレベルで同一人物であり、魂の片割れと言っても過言ではない存在です。
ですから、ツインソウル同士は、カルマとしての関係を全く持っておらず、この世界で出会うこと自体がとても稀だといるでしょう。
ソウルメイトとツインソウルの違いを例えるなら、全く同じ形をしたパズルのピースと、隣り合わせになっているパズルのピースぐらい違います。
ソウルメイトとは、互いに長所や欠点を補完し合うことで、共に人生で学び合う相手なのです。
共に転生をするソウルグループとは?
では最後に、今世出会うソウルメイトの集団ともいえる、ソウルグループについて少しだけ触れて終わりにしましょう。
ソウルグループに関する言及
レバナ先生もこう言っていました。
私たちはある一定のグループを形成して、集団で転生していきます。
そうすることでお互いにカルマを解消しあいながら、霊的に成長していくのです。
それはソウルメイトの一団が、グループで転生しながら、お互いを成長させる関係性を持っているということです。
ソウルメイト同士の出会いは必然
この地球には、80億人以上の人がそれぞれの人生を送っていますが、出会うのはほんの一握りの人たちだけです。
その出会いを、私は奇跡や運命とは思いません。これは成長し合うために、グループで転生していることで起きる、必然的な巡り合わせなのです。
幾度もの転生で出会っているソウルメイト同士が、今世の社会生活でグループとして、共に過ごしているのでしょう。
それは、ソウルメイトならではの転生のスタイルであり、ツインソウル同士ではありえない、違いともいえる特徴です。
ソウルメイト同士がグループで進化成長していく
私たちはそんな、ソウルメイトの一団となって、この世界を旅していきます。
何百、何千という年月の中で、幾度となく出会い、関係性を築き、カルマを解消し合いながら、共にグループとして転生を繰り返しているのです。
それが、お互いに学び成長しあう魂の一団とも言える、ソウルグループであり、スピリチュアルな存在としての私たちの営みなのでしょう。
ですあらあなたも、そんなグループの一員としての自分を意識して、今世での心の成長に取り組んでいってください。
↓ 次のページはこちら! ↓
こちらの「ソウルメイトのスピリチュアルな意味や特徴」では、そんなソウルメイトとされる存在の、スピリチュアルな側面についても詳しく解説しました。