不登校の小学生の対応策 子供が学校を休むルール【実例紹介】

不登校の小学生の対応策-01
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井上直哉

心理とスピリチュアルの専門家
1989年大学に進学中に、独自にスピリチュアルの研究を行い体外離脱体験をもつ。医療機器メーカーに就職後、2001年に心理療法家として独立。3,000人以上のセラピー実績を持ち、年間20回以上のセミナーを全国で開催。2010年に株式会社ヒーリングアースを設立。現在は経営の傍ら個人セッション及びセミナーをこなしながら執筆活動に励む。ブログは年間300万人が訪れる。モットーは「現実が変わるスピリチュアル」です。
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。

小学生や中学生のお子さんについて、よく相談を受けることが在りますが、中には不登校気味で、なかなか学校にいけない子供さんもいます。

今日はそんな子供さんの相談に対する、ちょっとした対応策です。

これは井上家のルールなので、全ての家庭に当てはまるとは思ってません。ですが私自身としては、結構役立ったルールです。

そんな子供たちとの、学校を休む時の約束事を紹介します。

 

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不登校の小学生についての相談と対応策

不登校の小学生についての相談と対応策

もう何年か前に、お店でフラワーレメディの相談を受けました。

その方は、お店の他のお客様からの紹介で、こちらに来られた方で、浜通りから避難されている方です。3.11の東日本大震災では、多くの方が会津に避難してきました。

そこにはもちろん、家族と一緒に避難してきた、多くの子供たちもいます。その方の相談も、一緒に避難してきた小学生のお子さんの不登校に関するものでした。

 

保健室登校から不登校への心配

私が話しを聞いていくと、どうしてもこちらの学校になじめない小学校のお子さんが、次第に学校を休みがちになった相談でした。

今では保健室登校をしながら学校に通い、でも時折いけなくなってしまうとのことです。このまま不登校になってしまわないかと、お母さんからしてみれば心配で仕方ないのです。

実は以前にも別な方から、同じような相談がありました。中学生の子供が反抗期になって学校を休むようになり、家でゲームをしていると。

そんなお二人のお母さんが、最初に聞いてきたのがこれです。

 

<女性相談者>
子供を無理矢理でも学校に行かせるべきでしょうか?

 

対応策としての学校を休むルール

正直それは私にもハッキリとは断言できない回答です。

それには学校に行けない子供の、様々な思いが背景としてあるので、強要することが良いのかはその子それぞれだからです。

ですから、その時には私の家の子供たちを例に、お話したのです。

 

<井上>

子供との間で、学校を休む時のルールを決めていくと良いですよ。例えば井上家にはこういうルールがあります。

学校を休んだら

  • 布団で横になって体調回復に専念する
  • テレビを観たりゲームは禁止
  • 体調が回復したら午後からでも学校に行く

これだけのルールです。

 

このルールですが、私は最低限のものだと思っています。

補足説明
我が家のルールづくりの方法については、こちらの「我が家のルールづくりのポイント!心理の専門家が実践する4つのルール」で詳しく解説しています。まだお家にルールが無いとお感じの方は、よろしければ参考にしてください。

 

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不登校児童のカウンセリングで学んだ対応策

不登校児童のカウンセリングで学んだ対応策

これを家で決めるきっかけは、私が不登校児童のカウンセリングの勉強をしていたことでした。

私のカウンセリングの講師は、不登校児童へのカウンセリングで、とても実績を積んでいた方で、色々な経験を話をしてくれました。

その中にこんな話しが在ったのです。

 

小学生の娘さんの不登校の実例

ある小学生の娘さん、不登校になり学校を休むようになりました。

そのため、カウンセラーが依頼を受けて家に行くと驚くようなことが、子供は自分の部屋に引きこもって好きなように遊んでいたそうです。

お母さんが着替えから食事から、お菓子まで、すべて面倒を見て用意している。

そして子供に学校に行きなさいと言えないで、子供の機嫌を伺っていたそうです。

 

不登校のカウンセラーが取った対応策

それを見たカウンセラーは、お母さんに簡単なアドバイスをしたそうです。

それはこの2つです。

  • 家にいるなら、自分のことは自分ですること。
  • 学校休んで家にいる時にはマンガやテレビ、ゲームは禁止。

そんな風に学校を休んだ日のルールを決めて、お母さんに守ってもらったそうです。

するとその子は、今までは学校に行くより、家の方が自由に楽しめたのに、家にいるとつまらなくなるのです。

その結果、学校の方が楽しいから学校に行くようになったそうです。

 

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不登校の対応策としてのルールの意味

不登校の対応策としてのルールの意味

そう言われて振り返ると、私の子供の時にも暗黙のルールがありました。

  • 学校を休む時には、熱があるときだけ。
  • なおかつ1日中布団の中で横になって安静にしていること。

ですから井上家でも、子供が小学生になって学校を休むときから、そんなルールを取り決めていました。

 

学校を休む時には心と身体をシッカリ休める

私はこのルールが必ず正しいとはいいません。

ですが子供にとって、一日布団の中で横になって過ごすというのは、ある意味苦痛だと思います。

心と身体の体調がすぐれない子なら、本当に横になって休んでいることでしょう。

でも学校が嫌だからと言って、布団の中で一日中過ごし、好きなゲームやテレビも観れないとなったら子供はどうするでしょう。

あとは自分でどちらを選ぶかです。

 

人は適度なストレスや刺激を求めるもの

私たちの心と身体は、確かに休息をとることで回復します。それはシッカリと睡眠を取って休み、ぼーっと一人の時間を過ごすだけでも、こころが自然と回復し始めるのです。

ですがある程度して心と身体が回復し終えると、その後はその何もしていない時間がとても苦痛になります。

暇で時間を持て余して、子供なら楽しみたいし、大人でも活動したいのです。みなさんも解りますよね、することが無い時ほど、時間が長く感じられて苦痛なのです。

そうなったら、何もしなくても自分から刺激や適度のストレスを求めて動き始めます。

でもゲームやテレビ、遊びがあると、その刺激で満足してしまうのです。

 

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不登校の小学生の対応策についての心得

不登校の小学生の対応策についての心得

私の母親は、そんなに甘くは在りませんでした。

学校に行きたくないと言って、机の脚に泣いてしがみついても、やすやすと家の外に放り出されました。もちろん熱があって学校を休む時には一日布団の中です。

でも今思えば、その適度なストレスが心を強くしてくれたとも感じます。

きっと今の母親世代の方なら、私と同じだと思うのです。その頃は登校拒否はあっても、不登校という認識は社会にありませんでした。

 

心と身体の健康は自然体な生き方から

大切なのは「ON」と「OFF」の切り替えだと思います。

心と身体を休める「OFF」の時間はシッカリと休む、活動的に過ごす「ON」の時間は身体を動かして過ごす

「OFF」だけでも人は健康的には成れないし、「ON」だけでも負担がかかり疲れ切ってしまいます。大切なのはそのバランスです。

こちらの『自然体で生きる意味と自然体な人になるスピリチュアルな方法』にも書きましたが、それが私たちの健康的な自然体の生き方だと思うのです。

 

子供には適度なルール作りが大切

ですからみなさんも、自分に自信をもってルールを決め、子供たちに守ってもらえばいいと思います。

楽しむための「スポーツ」や「遊び」も、ルールがあるから楽しめるのです。

ルールが全く無いよりも明確に決められていた方が、人はずっと生きやすいのです。

今日はそんな不登校の小学生への対応策についてのお話しでした。

 

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1989年大学に進学中に、独自にスピリチュアルの研究を行い体外離脱体験をもつ。医療機器メーカーに就職後、2001年に心理療法家として独立。3,000人以上のセラピー実績を持ち、年間20回以上のセミナーを全国で開催。2010年に株式会社ヒーリングアースを設立。現在は経営の傍ら個人セッション及びセミナーをこなしながら執筆活動に励む。ブログは年間300万人が訪れる。モットーは「現実が変わるスピリチュアル」です。
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