井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉です。
今回は、前世で戦争を経験した人の5つの特徴として、今世へと持ち越している影響をお話しましょう。
一言で、前世に戦争を経験した人といっても、本当に近代の戦争を経験した人もいれば、大昔に民族間での争いを経験している人もいます。
そしてもちろん、兵士として生きた人もいれば、戦火に見舞われた街から焼き出され、戦災孤児のように生きていた人もおり、人それぞれ本当に様々な人生を送っているのです。
私がオーラ診断で、その人が持つ特定の問題について見ていくと、時折そんな前世で、戦時中に生きていた人生を垣間見ることがあります。
今回はそんな、前世の戦争よって持ち越している5つの影響について、詳しく見ていきましょう。
<目 次>
前世の戦争の影響とは
まずは、前世の戦争の影響とはどのようなものか、その点から簡単にお話します。
前世の戦争の記憶とは
戦争の記憶や影響と言われれば、多くの人はそれはとても激しく痛々しい、辛い記憶だと想像することでしょう。
ですが、私がこれまでに多くの方の、オーラ診断や前世療法を実践して分かったことは、必ずしもそのような記憶を持つ人は多く無いということです。
実際に近代の戦争で、銃を手に生きていた人もいましたが、それらの方でさえ、あまりにも一瞬の出来事で人生を終えており、その実感はともないません。
どちらかと言えば、戦地に赴いて兵士として生きていた人よりも、その家族として故郷で暮らしながら、戦争の影響を受けた人の方が多いです。
思い出すのは客観的
またオーラ診断や前世療法によって、人の前世の記憶を垣間見る行為では、さほど多くの感情や情動は伴いません。
ですから戦争体験と言っても、激しい苦悩の経験として思い出すというより、どこか過去の出来事を傍観するかのに見たりします。
中には、こちらの「夢で思い出す前世の特徴」でも紹介したように、自分の前世の記憶を、夢で再体験した人もいることでしょう。
それらの人は実感していると思いますが、得てして夢で見るときの方が、臨場感が在る体験として、前世を思い出したりするものです。
戦時中に生きていた人
ですから、今回お話する前世に戦争を体験した人の多くは、戦地で過ごした人というよりも、故郷でその家族として生きていた人です。
彼らの前世での切ない思いが、今世の人生にも色濃く影響しており、時折、日常生活の中で蘇ってくるのです。
ここからは、そんな私たちの潜在意識に眠る、前世の戦争の痕跡へと目を向けていきましょう。
あなたの中にも、前世で戦争のさなかに生きていたのであれば、この内容を見ることで、その記憶が呼び起こされるかも知れません。
1、帰り人を待っている
これは前世で兵士として、戦地へと赴いた家族の帰りを、今でも心の奥で待っているという影響です。
誰かを待っている気持ち
いつも夕暮れ時の空を眺めながら、誰かの帰りを待っているような、そんな寂しげな気持ちに駆られる。
決して誰かを待っている訳でもないのに、玄関の扉が開く音がすると、思わず駆けよって帰ってきたと思ってしまう。あなたにはそんな習慣が在りませんか?
もしかしたらそれは、前世で戦争に赴いた家族の帰りを、今でも心の奥深くで待ちわびているのかも知れません。
必ず帰って来るという家族の言葉を信じ、いつかきっと返ってくるはずだと、今でも潜在意識の奥深くで信じ続けているのです。
繰り越される家族を待つ思い
これは、どの時代の戦争であったとしても、同じように家族の帰りを待ちわびる思いとして、心に残りやすい気持ちです。
きっと、この気持ちを持っている人は、実際には前世で家族が帰ることがないまま、その人生を終えているのでしょう。
そのために、そんな帰りを待つ気持ちだけが、執着や未練のカルマと成って、今世へと繰り越されているのです。
もしあなたの中にも、誰かを待ち続けてしまう思いがあるのなら、前世で同じように家族の帰りを待っていたのかもしれません。
2、両親と疎遠になる
次は、母子家庭で育っていたり、両親と疎遠であるという影響です。
戦災孤児としての前世の影響
これはひとえに、前世で戦災孤児としての人生を送ってきた人に、時折見られる今世への影響です。
前世で父親が戦地に赴いて、母親が一人で子供を育てていたり、戦災孤児として焼きだされ、親族のもとで居候のように育てられていたり。
教会の修道院に預けられて、そのまま大人になっても、修道女として人生を送るなど、戦争によって両親との縁が切れてしまった人です。
まさに、ホタルの墓の映画のような人生を、時代は変われども多くの人が体験しています。
親と疎遠に成ってしまう
それだけ戦争という現実は、幼い子供たちに取って、贖うことが出来ない過酷な運命だったといえるでしょう。
オーラ診断や前世療法などで、両親との関係が疎遠に成ってしまった人を見ていくと、得てしてそんな孤独感とも言える寂しさを持っていたりします。
時代は変わり、戦争の無い世界に生まれ変わっても、そんな前世での孤独感や寂しさの影響を受けて、気がつけば一人になってしまうのです。
その意味では、彼らにとっての1つのテーマは、家族での喜びや幸せを実現して、そんな孤独感を癒やすことだと言えるでしょう。
3、狭く暗い所が苦手
続いては、狭くて暗い所が苦手だという影響です。
防空壕での体験の影響
第一次大戦や第二次大戦に置いては、世界中の多くの街が空襲に見舞われて、無惨に焼き払われました。
そんな戦争を経験している人の中には、戦火を逃れるために防空壕などの地下空間へと、一時的に避難していた人たちがいます。
彼らは、鳴り止まぬ空襲警報や爆撃音、地面の振動を、息を潜めて耐え忍んできたために、今世においても狭く暗い、閉ざされた空間に、強い不安を覚えるのです。
地下道や地下鉄、エレベーターなどに入ると、理由もなく心拍が速くなり、息苦しさに襲われます。
無意識で反応してしまう
これは前世の空襲での緊迫感が、生まれ変わっても潜在意識に深く焼きついており、身体反応として蘇ってしまうからです。
その状況を彷彿とさせるような場所にいいくと、頭では安全だと分かっていても、潜在意識の奥深くから怖さや不安感が蘇ってきて、逃げ出したいような衝動に駆られるのです。
あまりにも強烈な体験なので、決して前世の記憶として蘇ることは無いでしょうが、それでも心と身体は無意識に反応してしまいます。
もし子供の頃に、原因となるようなトラウマが無いのに、狭く暗い場所が苦手だと感じるなら、あなたもそんな前世を体験しているかもしれません。
4、食料の備蓄を欠かさない
さらには、食料の備蓄を欠かさないです。
前世での餓えの経験
前世で戦時中に生きていた人は、今世でも常時食料の備蓄を心掛けており、それを欠かすことがありません。
これは前世で、戦争によって食料難に陥り、餓えの苦しみを知っているからです。
その危機感が、潜在意識に深く刻まれているために、いざ有事の際には食料が極端に手に入りにくくなり、生活物資が限られると考えています。
たとえ今の生活が平和で豊かであっても、心の中では、いつ危機的な状況に置かれかれても、決して不思議ではないと警戒しているのです。
今世の食事への影響
また、そんな時代を長く生きていた人の中には、当時の極度の緊迫感から、今世でも食事をすることに不安を感じる人がいます。
それらの人は、いつも食事をする際に、少しだけ食べ物を残すなど、無意識に食べ切ることを避けてしまうのです。
もしかしたら明日には、何も食べるものが無いかも知れないという、先行きへの不安感が、彼らの心の中に根強く残って居るのでしょう。
そのため、常に食料の備蓄をしておくことで、ようやく心から安心して日常を送れるのです。
5、幸せへの後ろめたさがある
最後は、自分が幸せであることへの、後ろめたさや罪悪感を持っているです。
戦争で生き延びた人
ここまでは、前世で戦時中に生きていたことによる、間接的な影響について解説してきましたが、これは自ら兵士として戦地に赴き、戦争を経験した人の影響です。
彼らは前世の戦争で生き残り、その後の人生を全うすることが出来ていても、自身が戦争で体験した出来事の影響を、前世のトラウマとして引きずるっていることが多いです。
無事に生還できても、目の前で多くの仲間を失って来たために、自分だけが生き残ってしまったという、後ろめたさがあるのです。
すると今世に生まれ変わっても、何処かで自分は幸せになってはいけないと思い、幸せになることに漠然とした罪悪感を感じます。
転生しても変わらぬ思い
時代が変わって、世界が平和を謳歌していても、どこかで自分が平和を享受することに、違和感を感じて心から安心する事ができません。
中には現代に生まれ変わっても、兵士として軍隊に所属することで、前世と変わらぬ気持ちで、国や地域を守り続けなければなならないと、考えている人もいます。
自分が、国や家族を守らなければという強い使命感を、前世のカルマとして繰り越しているのです。
良くも悪くも、戦争に立ち向かっていった強い意志が、今世の人生に成っても残っていると言えるでしょう。
前世の戦争の影響を解消する
いかがでしたか?今回は前世で戦争を経験した人の5つの特徴として、今世へと持ち越している影響をお話ししてきました。
それでは最後に、こんなことをお話して終わりにしましょう。
誰しも戦争を体験している
私たちはこの地球上で、何十何百という転生を繰り返していますから、ほとんどの人は前世で何かしらの戦争を経験しています。
そして、そんな長く厳しい時代を経験した上で、今の日本に生まれ変わり、この平和を享受しているのです。
ですから、今この人生で得られる幸せをしっかりと味わって、家族と過ごす喜びを実感して生きていきましょう。
それが結果的に、前世の戦争で受けた心の傷を癒し、前世の影響を解消するための取り組みとなります。
そしてそれは、紛れもなく前世から私たちが求め続けてきた、理想の世界に他ならないのです。
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