井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉です。
今回は、前世のカルマが多い人と少ない人について、その違いをお話しつつ、私たちが持つカルマとはどんなものか、お話していきましょう。
この内容をご覧になれば、なぜカルマを解消することが、より健やかで幸せな人生を送る上で重要なのか、その理由が分かります。
またそれを知ることで、日本に生まれ育った私たちが、比較的カルマが少ない存在だということも、実感できるでしょう。
ここで紹介する、カルマが多い人の特徴は、特に分かりやすいように、3つの項目に絞りました。
ですので、きっとあなた自身が漠然と考えていた、カルマの意味と合っていると感じられるでしょうから、自分の認識を照らし合わせながら、ご覧になってみて下さい。
スピリチュアルなカルマ
まずはカルマについて、オーラを見るようなスピリチュアルな視点から見た時に、それがどんなものなのかを簡単にお話しましょう。
仏教のカルマのとは
カルマとは、仏教の世界では「業」と言われるもので、意志をもって行われた「行為」の報いを、その「結果」として受けることを意味する言葉です。
スピリチュアルが好きでなくても、「カルマの法則」と言われれば、それがどんなものかは漠然とお分かりでしょう。
私たちは誰しも、この地球で幾度かの転生を繰り返しており、それらの前世の人生で作り上げたカルマを持っています。
そしてその影響を、今世の人生で受け取ることに成っているのです。
オーラから見たカルマ
私が人のオーラを見ると、前世のカルマの多くは、オーラの第6層にエネルギーとして存在しています。
それらのエネルギーは、その人が持つ固定観念や価値観、思想を表しており、特定の傾向を前世から持ち越していることを意味します。
以前にこちらの「自分のカルマを知る方法」では、私たちの実生活から、自分がどんなカルマを持ち越しているのか、探る方法も紹介しました。
まだ見ていない方は、後ほど御覧ください。
2種類のカルマ
実は私たちが前世から持ち越すカルマには、善のカルマと負のカルマという、2種類のものが存在します。
分かりやすく簡単に申し上げるなら、善行により作られるカルマ(徳)と、悪行により出来るカルマ(業)の、2つがあると言ってよいでしょう。
今回紹介するのは、その中の「負のカルマ」が多い人の3つの特徴です。
それも、とても多くの負のカルマを持つと、こんな人生に成るという3つのケースだと捉えて下さい。
1、制約の多い国の人
まずは、カルマが多い人は、制約の多い国で生まれているという特徴からです。
カルマと宿命について
私は以前に、こちらの「天命を知り運命を変える」という動画で、私たちの宿命とは前世から繰り越した、カルマによって決められているとお話ししました。
興味の在る方は、こちらも後ほどご覧になってください。
その動画の中では、生まれる国や地域、家庭や出生時間、性別や環境などは、偶然によって決まるのではなく、あくまで前世の縁やカルマによって定まるといいました。
そんな宿命という視点から見ると、カルマの多い人は、まさに制約の多い国で生まれ育った人だと言えるでしょう。
カルマが多い人の環境
先程も少し触れましたが、そもそもカルマとは、固定観念や価値観、思想を表しているものです。
ですからカルマが多い人ほど、そんな固定観念が強く、定められた厳しい価値観に縛られ、自由な思想を持つことの出来ない環境で、人生を送っていたりします。
簡単に行ってしまえば、自由がない国に生まれて、その社会環境に縛られて、人生を送ることに成っているのです。
そう考えると、脳裏に浮かぶのは民が飢えに苦しむ隣国や、未だ階級制度が続いている専制君主国家などでしょう。
カルマが少ない人の環境
ですから言い返せば、比較的カルマの少ない人は、社会的に個人の自由が保障された、民主主義国家に転生して人生を送っています。
国や民族や階級制度に縛られること無く、自由に仕事が選べて、結婚にも制約を受けることがない、個々人の意思が尊重される環境で人生を送っているのです。
いかがですか?そう考えると、私たちが住む国は、他の国と比べても制約は少ないと言えるのでは無いでしょうか。
ですが、そんな日本に住んでいても、親から仕事や結婚や人生への制約を受けるのであれば、それは両親とのカルマによる関係性が、残っているからだと言えます。
2、宗教に盲目的な人
続いては、カルマが多い人は、宗教に盲目的だという特徴です。
宗教とカルマ
先程の、制約の多い国で生まれ育った人に、カルマが多いというのと近い意味で、宗教に盲目的な人もカルマが多いといえます。
ポイントは、どんな宗教がカルマが多いのかではなく、どんな宗教であれ「盲目的」だといえるレベルだと、非常にカルマが多いです。
では、どんな状態だと盲目的なのかといえば、それは自分の意思で自由に辞めることが出来ない、強い制約を受ける宗教に参加している場合です。
自分の家族や生活よりも、宗教理念を優先することを求められて、辞めることがままならないなら、その関係性がまさに前世からのカルマに他ならないのです。
強い宗教理念の影響
もともと宗教とは、私たちの思想や価値観に影響を与えるものなので、1度その宗教理念に親しむと、固定観念や常識、倫理観として心に残りやすいです。
ですから、前世で強い制約を受けるような宗教に関わると、今世の人生においても親しみや共感を覚えて、同じ宗教へと入ってしまいやすいです。
その意味では宗教ではなくても、社会主義的な政治思想を啓蒙する団体なども、同様に強い理念や思想を持つものなので、カルマが多い団体だといえるでしょう。
どちらであったとしても、ポイントは自分の人生よりも宗教や主義思想が優先されるなら、前世からの重いカルマに囚われているといえます。
日本の神社信仰について
その点では、私たち日本人が古くから敬っている、神社信仰のような柔軟な宗教観は、カルマとしての影響を残すことはほぼありません。
これはネイティブ・アメリカンや、ケルト文明の自然崇拝に通ずる宗教観で、自然の中に多種多様な神々が宿っており、そんな自然への感謝と畏敬の念から生まれています。
ですので、他の宗教の神々さえも、排他的に退けるのではなく、尊重して柔軟に受け入れ共存する事ができるのです。
そんな囚われのない自由な宗教観も、1つの個性を表すカルマとして繰り越されはするものの、その量は少なく人生を制限することはありません。
3、極端に感情的な人
最後は、カルマが多い人は、極端に感情的であるという特徴です。
感情とカルマとの関係
そもそも前世のカルマとは、私たちが前世で負った心の傷(トラウマ)であり、それが解消されないまま、生まれ変わることで出来るものです。
そしてトラウマとは、まさに私たちが日常で味わう感情を我慢したり、押し留めることで残った、強い感情の滞りだといえるでしょう。
そのために、前世のカルマを多く持っている人は、心の奥にとても多くの感情を留めています。
するとその感情が、何かの切っ掛けで刺激を受けた時に、「極端に」という表現が相応しいほど、強い影響を受けてしまうのです。
感情の抑制ができない人
例えばそれは、激昂して我を忘れ、周囲の人に危害を加えてしまうなど、感情を抑制する事ができず、犯罪に手を染めてしまう人などです。
まさに、理性を失うほどの強い感情に支配されて、自分を見失ってしまう人は、そもそも前世から繰り越したカルマが多く、その影響を受けているといえるでしょう。
私は以前にこちらの「これが本当の死後の世界」という動画で、そんな生前に犯罪を犯した人が、あの世でどのように過ごしているのかを紹介しました。
それをご覧になれば、彼らがいかに多くのカルマを持っており、そのカルマに囚われて居るのかもわかるでしょう。
日常的なストレスは別
私たちは誰しも、時として感情的には成るものですが、基本的にほとんどの人は、その気持を我慢したり抑制することで、行動に移すことはありません。
大人としての理性的な判断で、周囲の人たちへの影響を顧みて、その場の一時的な感情の高まりに対処するものです。
それにより、湧き上がる感情に飲み込まれること無く、感じたストレスとして解消することで、円滑なコミュニケーションが取れているのです。
ですから、日常でイライラするとか感情的になる程度なら、前世からカルマはそれほど多くはないと言えるでしょう。
カルマの正体とは
いかがでしたか?今回は前世のカルマが多い人と少ない人について、その違いをお話しつつ、私たちが持つカルマとはどんなものか、お話してきました。
では最後にこんなことをお話して終わりにしましょう。
カルマと執着との関係
先ほどカルマには善のカルマと、負のカルマが在るといいましたが、それはあくまで、私たち人間の価値基準で分けたに過ぎません。
そもそもカルマには、善悪や正邪がある訳ではなく、持っている執着によって引き寄せられた、結果が存在するだけです。
それを私たちは、「カルマの法則」と言って認識しています。そう結局のところ、カルマの正体とは、これまでの転生で溜め込んできた執着に他ならないのです。
カルマの多い人とは、前世から持ち越した執着が多い人なのです。
執着を捨てる意味
そんな執着が、私たちの現実を良くも悪くも、刺激的なものとしています。
そして私たちが、再びディズニーランドに行って、刺激的な体験を満喫したいと思うように、この地球ワンダーランドへと転生させているのです。
ですから、執着を取り除くことは、生活の中から過度な刺激を取り除き、心穏やかに生きることへと繋がっていきます。
そして結果的に、それがこの地球での輪廻転生を終えて、永遠ともいえる時間を、心健やかに存在することへと繋がるのです。
私たちの先人は、「執着を捨てなさい」という言葉で、そんな幸せへの道筋を示しているのです。
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