スピリチュアルカウンセラーとは?<本物と偽物の違い>

スピリチュアルカウンセラーとは?<本物と偽物の違い>
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井上直哉

心理とスピリチュアルの専門家
1989年大学に進学中に、独自にスピリチュアルの研究を行い体外離脱体験をもつ。医療機器メーカーに就職後、2001年に心理療法家として独立。3,000人以上のセラピー実績を持ち、年間20回以上のセミナーを全国で開催。2010年に株式会社ヒーリングアースを設立。現在は経営の傍ら個人セッション及びセミナーをこなしながら執筆活動に励む。ブログは年間300万人が訪れる。モットーは「現実が変わるスピリチュアル」です。
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。

心理カウンセラーといえば、一般的には心療内科や精神科に勤務されている、臨床心理士や心理士の方を指します。

ですが社会には、様々な分野の専門家として、来談者の相談を受けて、アドバイスや提案をするカウンセラーがいます。

身近な存在としては、学校のスクールカウンセラーや、ハローワークで勤務している、キャリアカウンセラーなどは、あなたもご存知のことでしょう。

今回お話しするのは、そんなカウンセラーの中でも、「スピリチュアルカウンセラー」という呼称を使われて、活動している方についてです。

ここでは、それらのスピリチュアルカウンセラーとは、どのような専門的な能力を使ってカウンセリングをされるのか、また本物と偽物との見分け方についてお話しします。

 

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一般的なスピリチュアルカウンセラーとは

一般的なスピリチュアルカウンセラーとは

まずは、このスピリチュアルカウンセラーとは、どのような人を指すのか、その定義から見て行きましょう。

 

スピリチュアルカウンセラーは自称

そこで最初にお話をすると、このスピリチュアルカウンセラーについては、先ほどのスクールカウンセラーやキャリアカウンセラーのように、一般的な資格制度は存在しません。

ですので、基本的に「スピリチュアルカウンセラー」を、呼称として表記している方は、ほとんどが自称であるといえるでしょう。

中には一般社団法人として、「スピリチュアルカウンセラー」の資格認定を、行なっている協会も在るかと思いますが、それも社会的に定められた技術や能力を示すものではありません。

ですから、どのスピリチュアルカウンセラーが本物で、どこからが偽物かを別ける基準も、明確には存在しないといえます。

 

<井上のワンポイント>

現在では、様々なスピリチュアル系の資格を付与する、一般社団法人や協会があります。

このスピリチュアルカウンセラーも、自称か、そのような協会が資格認定している呼称だと捉えてください。

 

一般的なスピリチュアルの意味とは

ではそもそも、スピリチュアルカウンセラーとは、どのような存在なのでしょうか。その点に着いてはWikipediaなどにも記載がありません。

そこで出来るだけ、私見が入らないように、まずは「スピリチュアル」と「カウンセラー」に分けて、その意味を見ていきましょう。

スピリチュアルとは

英語のスピリチュアル(英: spiritual)は、ラテン語の spiritusに由来するキリスト教用語で、霊的であること、霊魂に関するさま。

英語では、宗教的・精神的な物事、教会に関する事柄、または、神の、聖霊の、霊の、魂の、精神の、超自然的な、神聖な、教会の、などを意味する宗教形態。

Wikipedia引用:スピリチュアル

 

一般的なカウンセラーの意味とは

続いては、カウンセラーについてですが、Wikipediaでは、カウンセリングという言葉の意味で解説されていました。

カウンセラリング(カウンセラー)とは

カウンセリング(英: counseling)とは、依頼者の抱える問題・悩みなどに対し、専門的な知識や技術を用いて行われる相談援助のことである。カウンセリングを行う者をカウンセラー(英: counsellor、米: counselor)、相談員などと呼び、カウンセリングを受ける者をクライエント(client)、カウンセリー(counselee)、相談者/来談者などと呼ぶ。

日本では、カウンセリングと心理療法はほぼ同じ意味として用いられており、カウンセリングは心理カウンセリングを指すことが多い。

Wikipedia引用:カウンセリング

 

広義のスピリチュアルカウンセラーとは

上記の内容を統合して、シンプルに申し上げると、スピリチュアルカウンセラーとは、霊的な能力を使い相談に答えるカウンセラーです。

また、スピリチュアルという言葉の意味には、「宗教的・精神的な物事」という意味もありますから、宗教観や精神面での相談に答えるカウンセラーも該当します。

まとめるなら、霊的な能力を使い精神面でサポートする専門家が、スピリチュアルカウンセラーであると申し上げて良いでしょう。

その点で、本物と偽物の線引きをするなら、この「霊的な能力」という点が、ポイントとなります。

 

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スピリチュアルカウンセラーの職業と能力

スピリチュアルカウンセラーの職業と能力

ではここからは、心理とスピリチュアルの専門家として、私見をもとにスピリチュアルカウンセラーがどのような存在なのか、解説して行きましょう。

20年以上に渡り、人の心の成長と、オーラや前世を見ることを専門にしてきた、私なりの解釈です。

 

スピリチュアルカウンセラーの職業

先程も申し上げた通り、スピリチュアルカウンセラーとは、霊的な能力を使い精神面でサポートする専門家です。

ですから、下記のような職業の方が、広義の意味ではスピリチュアルカウンセラーだといえるしょう。

  • チャネラー(東北地域のイタコの方も含む)
  • リーダー(オーラ、アカシックレコードなど)
  • 占い師(タロット、占星術、易など)

私が実践している、前世療法などもとてもスピリチュアルなワークですが、カウンセリングを主体としたものでは無いので、あえて外しておきました。

ここではあくまで、霊的な能力を使い相談に答えるカウンセラーを、記載しています。

 

スピリチュアルカウンセラーの能力

では、スピリチュアルカウンセラーとは、どんな霊能力などを駆使して、相談に答えるのでしょうか。その点を記載して行きましょう。

  • チャネリング
  • リーディング
  • タロット、占星術、易占い

チャネリングはこちらの「【完全版】チャネリングとは?スピリチュアルなやり方と大切な注意点」でも紹介した、霊聴を主体とした能力です。

また、リーディングとは、オーラを霊視したり、アカシックレコードを霊視することで、得られる情報を伝える方々です。

タロット占いや易などは、直感を利用して相談に答えますし、占星術は星の軌道から、直感的に相談に答えると考えて良いでしょう。

 

<井上のワンポイント>

これらの霊能力を使える方は、本物のスピリチュアルカウンセラーと考えて良いっでしょう。

逆にそんな能力が無いまま、スピリチュアルカウンセラーの呼称を使われる方が居るなら、それは偽物だといえるかもしれません。

 

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なぜスピリチュアルカウンセラーなのか?

なぜスピリチュアルカウンセラーなのか?

ここまでの内容で、スピリチュアルカウンセラーが、どのような職業の方なのか、またどんなスピリチュアルな能力を使う方なのかは、お伝えしてきました。

ではここで、なぜ「スピリチュアル+カウンセラー」なのかについて、見ていきましょう。

 

なぜカウンセラーなのか?

そんな霊視や霊聴や直感を利用して、来談者の相談に答えていくのがスピリチュアルカウンセラーですが、でもなぜカウンセラーなのでしょうか?

現在のカウンセラーに代表される、心理カウンセラーでは「来談者中心療法」と言われる、相談者の話を聴くことで、本当の気持ちに気付かせて、心を整えていく手法が主体です。

ですから、こちらで言われるような、霊能力によって得られた情報を伝えるなら、それはどちらかかといえば、カウンセリングではなくコーチングに近いかもしれません。

現代の心理カウンセリングでは、指示的なアプローチは行わずに、非支持的な取り組みで、クライエント自身の心の成長を促すものなのです。

 

傾聴と霊能力によるアドバイス

そこで言えることは、スピリチュアルカウンセラーとは、傾聴を中心とした相談の聴き取りを主体とし、必要に応じて霊能力を使たアドバイスをされる人だといえます。

それは心理カウンセラーのように、聞くことだけに専念するのではなく、必要に応じて霊能力で得られた情報を提示しつつ、クライエントの相談に答えていく方です。

例えば、チャネリングについても、相談を伺った上で、チャネリング結果を伝えますし、スピリチュアルカウンセリングとして、リーディングをされている方も、それは同じだといえるでしょう。

また、タロット占いや、占星術、易などの占についても、来談された相談者の悩みを伺った上で、占いを行いアドバイスします。

 

<井上のワンポイント>

ちなみに、私のオーラ診断では、相談内容の聴き取りなどは行いません。いきなり、自分のオーラの状態について教えられるワークです。

 

カウンセラーとしての本物と偽物

大切なポイントは、あくまで霊能力によって得られる情報は、クライエント自身の判断材料として提示するのみで、指示的なスタイルでは関わらないとう点です。

全ての判断について、クライエント自身が主体的に行えるように、必要なスピリチュアルな情報を提示していく、それがスピリチュアルカウンセラーだといえるでしょう。

ですから、ここの点でスピリチュアルカウンセラーとしての、本物と偽物との違いを述べるなら。

本物は非支持的なアプローチでクライエントに関わり、偽物は支持的なアプローチで、クライエントに関わるといえるでしょう。

 

<井上のワンポイント>

もちろん、これはスピリチュアルカウンセラーという呼称を、使われているならの話しです。

ちなみに、私はどちらかといえば、自分を「スピリチュアルアドバイザー」だと捉えています。必要に応じて支持的なコーチングも行うので。

 

井上のオーラ診断

本物と偽物の違いのまとめ

本物と偽物の違いのまとめ

いかがでしたか?ここまでスピリチュアルカウンセラーとは、どのような方なのかについてお伝えし、本物と偽物の違いについても、2つほどポイントをお話ししました。

最後に少しだけ注意点をお伝えして、終わりにしましょう。

 

本物と偽物の判断基準について

今回の記事では、あくまでスピリチュアルカウンセラーという呼称は、どんな方が相応しのいか?そんな視点から本物と偽物について、お話してきました。

ですから、霊能力や直感力が在っても、その方がどの程度実力があるのかは、また別な話しです。

また、必ずしも支持的なアプローチだから、その方のセッションに意味なない、という訳でもありません。

大切なことは、あなたが信頼でき、心の成長へと導いてくださる方が、あなたにとって最も相応しい、スピリチュアルカウンセラーになりえます。

ですから、自分のフィーリングを信じて、あなたが望ましいと感じる方を、探してみてください。

 

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自分に合う心理カウンセラーやセラピストの探し方と注意点

 

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