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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉です。
今回は、私がオーラ診断で体験した、前世がお姫様の3つの実例について紹介しましょう。
ちなみにあなたは、前世がお姫様と言われると、どんな人生をイメージしますか?
まず思い浮かぶのは、西欧諸国の貴族生まれの人や、日本の江戸時代の大名や武家のお姫様かもしれません。
この動画では、前世にお姫様として生きていた方が、今世の人生でどんな影響を受けているのか、その点についてお話ししていきます。
あくまで今回紹介するのは、私の実体験によるものですから、前世がお姫様だという人の、ほんの一部の事例でしか在りません。
ですが、この内容をご覧に成れば、きっとあなたも「そうだよね。。。」と、納得されることが多いでしょう。
前世がお姫様とは
ではまずは、前提条件と成る前世でお姫様の人とは、どんな方なのか簡単にお話しておきましょう。
前世がお姫様の特徴
私は以前にこちらの「前世が巫女、魔女、お姫様の特徴」という動画で、前世がお姫様だったという方の特徴について、詳しく紹介しました。
その中では、前世療法やオーラ診断で明らかになった、前世がお姫様という方がどんな人なのかを、詳しく紹介してきました。
またその上で、それらの人が今世に繰り越している、興味深い特徴についてもお話しました。
もしまだ見ていない方は、後ほどご覧になってください。
実例を書かなかった理由
その動画では、前世がお姫様の特徴についてはお話したものの、具体的な実例はあえてお話ししませんでした。
なぜなら、その動画ではあまり詳しく話すと、動画が長く成り過ぎて、整理できないと考えたからです。
ですので今回の動画では、そんな前世がお姫様という人のオーラ診断の実例を、3つ詳しく紹介していきます。
ただその前に、先の動画のコメント欄で「お姫様の定義がヨーロッパなど限定なんですか?」という質問をいただきましたので、その件について簡単に回答しておきましょう。
世界中にいたお姫様
実は今回紹介する、2つの実例もそうですが、実際には日本の武家のお姫様だったという方も多く存在します。
また中東のアラブ諸国で、お姫様のような暮らしをしていた方も、オーラ診断で見かけることがあります。
ただ、アラブ系の方の場合「お姫様」というより、数多くの妻の中の1人という方のほうが多いです。
多分それらの方は、もとはお姫様といえる子供時代を送っていたのでしょうが、娘が「姫」という認識は、さほどないのかもしれません。
参考までにお伝えしておきますね。
中世の貴族の姫の前世
最初に紹介するのは、前世で中世ヨーロッパの貴族の娘として、人生を送っていた方の実例です。
職場で疲れ果てた女性
ある時、東京から一人の女性が、私のオーラ診断を受けに、会津若松のお店にお越しになりました。
彼女はセッションが始まると、少し疲れた面持ちでこう切り出しました。
「いつも職場での人間関係で疲れるんです。 だから、どこか南の島のリゾートに行って、そこで仕事をしながら、ゆっくり暮らしたいのですが。。。」
そう語る彼女のオーラには、中世のヨーロッパで過ごしていた、前世の姿が写っていました。
彼女のお姫様の前世の記憶
彼女は前世で、中流階級の貴族の一人娘として生まれ、何不自由のない生活を送っていたのです。
社交界に明け暮れる日々を送りながら、贅沢な食事に衣装、すべての豊かさを手にしているかのような、理想的な人生でした。
ですがその人生に転機が訪れます。彼女の両親は、娘をより位の高い貴族に嫁がせることで、家を守らなければならないと考えました。
そして一人娘の彼女には、その決定を拒否することが出来ません。
彼女の結婚後の生活
彼女が嫁いだ先は、地方の田園地帯を治める領主のもとでした。
これまでの豪華で煌びやか世界とは異なる、ただ広大な田園風景が広がる、慎ましく暮らす人々の世界です。
彼女にはそんな現実が絶えられません。そのため自分の部屋に引きこもってしまいす。
そして、自分の部屋だけを美しい調度品で満たし、豪華なドレスを着て過ごし、そのまま一生を終えたのです。
前世でやり残した課題
そんな前世での生活が、まさに今世の人生に影響していました。
豊かで満たされた生活を望みながらも、生活のために仕事や人間関係で葛藤して、疲れ果てていたのです。
それは前世で向き合うべきだった、現実社会や人との繋がりについて、改めて今世で学んでいるかのようです。
どちらにしても、彼女は前世でやり残した、本当の豊かさについての課題を、やり遂げなければならないのでしょう。
江戸時代の武家の姫の前世
続いては、日本の江戸時代のお姫様の少し切ない物語です。
ある女性の不思議な相談
以前にネットで、私のオーラ診断をお受けたいと、ある女性がお申し込みくださいました。
彼女は「白米を食べ過ぎてしまう」という、不思議な悩みを解消したくて、私のもとに相談してきたのです。
私が、なぜ白米を食べ過ぎるのかと思いながら、彼女のオーラを見ると、すぐに学生時代のある思いが見えてきました。
それは彼女が思春期の頃に、周りの友達と同じように、自分がしてもらえなかったことに対する悲しい記憶です。
オーラに見えた前世の姿
彼女の家では、同級生の友達のように、携帯電話を持つことや遊びに行くことなどを、一切認めてもらえませんでした。
ですが、その悲しみと悔しさを、彼女は「私は恵まれているから。」という言葉で、自分に納得させてきたのです。
私がその言葉に含まれる、彼女の悲しみと切なさを見ていると、ある前世の姿が見えてきました。
それはまだ十代の少女が、お寺の尼の僧衣を着て佇んでいる姿です。その前世でも、彼女は「私は恵まれているから。」と思っていたのです。
江戸時代の中期のお姫様
彼女は江戸時代も中期のころ、武家の娘として生まれ、まさに大きなお屋敷で、お姫様と呼ぶに相応しい恵まれた生活を送っていました。
でもその家には、1つとても大きな問題があったのです。それは当主が病気で早くに亡くなり、跡取りが幼い弟だったことです。
幼い当主を囲んで、誰もが家を守れるのか心配で仕方ありません。お家騒動など起きれば、お取りつぶしの憂き目に遭います。
そのため彼女の祖母はある決断をしました。
祖母の決断とは出家だった
それは彼女が居ることで、跡目相続に問題が起きないように、彼女がまだ若いうちに出家させて、尼としてお寺に送ることです。
どうやらその武家では、代々当主となる長男に姉が居れば、跡目相続で問題が起きないようにと、殆ど尼にしてそのお寺に預けていたようなのです。
彼女は何も解らないまま、若くして出家し尼となりました。
そしてそのお寺で、何不自由のない暮らしをしていたのです。
前世での彼女の思い
ですが、お寺の外に見える同じ年頃の人たちの姿を見ながら、ずっと思っていました。
「あの人たちは、みんな自由で楽しそう。。。でも、私は着る物や住む場所にも不自由しないし、
みんなが食べるのに苦労しても、白いお米が食べられる。私は恵まれているから。。。」と。
そう、彼女が白米を食べ過ぎてしまうのは、そんな自由が得られない、悲しみや寂しさを感じた時だったのです。
戦国時代の姫の前世
最後は、ある戦国時代に生きた女性の話です。
雨音の奥に見える前世の記憶
以前に、私が仕事でお世話になっていた方が、知りたいことがあるから、オーラ診断を受けいたいといわれました。
彼女はとても快活な女性で、フリーの司会者やビジネスマナーの講師としても活躍している、キャリアウーマンです。
そんな彼女が、「私は雨の日に、窓辺で雨音を聞いて過ごすのが好きなんですが、何かあるのでしょか?」と質問してきました。
その質問を聞いたときには、すでに私の脳裏には、彼女の前世の姿が映し出されていたのです。
戦国時代の武家の姫
彼女は戦国時代の武家の娘として、とても厳しい躾を受けて育てられていました。
その時代の武家の娘であれば、そもそも私たちが考えているような、お姫様という存在では無かったのでしょう。
主が留守の間は、妻として家を守り支えていく存在であり、そのための英才教育を、幼い頃から受けて育っていたのです。
そして当然のことながら、親の決めた相手の元へと嫁ぎ、武家の妻としての人生を送っていきます。
雨音を聞きながら思うこと
私に見えたのは、そんな彼女が屋敷の離れとして作られた和室で、雨音を聞きながら佇んでいる姿でした。
彼女は雨音を聞きながら、空の彼方へと視線を送り、無事に帰ってこれるかも分からない、ご主人の身を案じていたのです。
一度、主が戦に出てしまえば、妻は家を守る存在として、気丈に振る舞わなくてはなりません。
決して家の者に、弱さを見せるわけにはいかないのです。
前世と今世の繋がり
そんな彼女が、誰にも見られることなく、一人でそっとご主人の身を案じていられる場所、それがその離れであり雨音の中でした。
私がそのことを告げると、彼女は腑に落ちたという面持ちで、ポツリといいました。
「とても良くわかります。いつも雨音を聞きながら、誰かを待っているような気がしていたんです。」と。
きっとその時代には、彼女と同じように武家の姫として生まれ、同じ思いを味わっていた人が多かったことでしょう。
人生における「豊かさ」と「自由」
いかがでしたか?今回はオーラ診断で経験した、前世がお姫様の3つの実例について紹介してきました。あまりにリアルすぎて、少し寒気がした方も居たかもしれません。
では最後に、私が前世がお姫様という人と出会ってきて、感じたことをお話して終わりにしましょう。
お姫様の本当の姿
今回のお姫様の実例は、きっと多くの人が想像していたイメージとは、少し違ったのではないでしょうか。
でもこれが、昔のお姫様なんですよと言われれば、確かにそうかもしれないなと、納得できる点も多かったことでしょう。
この実例を含め、私はこれまでに何人かの、前世がお姫様という人のオーラを見てきました。
そしてそんな経験の中で、いつも同じことを考えさせられます。
人生における2つの課題
それは誰もが、「豊かさ」と「自由」という2つの課題の間で苦悩しながら、幸せを追い求めているということです。
いかに時代が変われども、私たちはこの「豊かさ」と「自由」という、2つの課題を持って、その時々の人生を送っています。
きっとこの課題は、私たちが幸せを感じる上での、大きなテーマなのでしょう。
そして同時に、人生で心健やかに生きることを、難しくしている要素でもあります。
自分らしく生きるために
ですから、物質的な豊かさに囚われるのではなく、心の充足を見出だせるように、自分の人生に向き合ってみてください。
そうすればきっと、これまで感じていた苦悩は和らいで、より自由で自分らしく生きれるように成ることでしょう。
それが結果的に、私たちの本当の幸せへと繋がり、人生における喜びと充実感を、与えてくれるのだと思います。
お姫様としての人生は、私たちにそんな生き方を、気づかせてくれるのだと感じるのです。
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前世が「お姫様、魔女、巫女」という人の特徴をスピリチュアルに解説