
井上直哉
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉です。
今回の動画では、私が体験した前世が巫女の特殊な実例を紹介し、その上で巫女の持つ才能についてお話しします。
私はオーラ診断を通して、これまで何人かの前世で巫女だったという人と、出会ってきました。
その多くは、前世でチャネラーや霊媒師と呼ばれるような、霊的存在の声を聞きき伝える活動している人たちです。
ですが稀に、宗教的な儀式の巫女として、生きていた人がいます。今回紹介するのは、そんな神秘的な巫女の前世を持つ、ある女性の話です。
きっとこの話を聞けば、私たちが一般的に認識している巫女とは、日本独自の宗教観によるものだと実感されるでしょう。
前世が巫女の人とは
まずは、前世が巫女の人とはどんな存在なのか、その点について簡単にお話しします。
前世が巫女の特徴
私は以前に、こちらの「前世が巫女、魔女、お姫様の特徴」という動画で、前世で巫女だった人の特徴について、詳しく解説しました。
その中では、巫女だった人が今世に繰り越している、才能や資質についても簡単に触れました。
まだご覧になっていない方は、この動画の概要欄にリンクを張っておきますので、後ほどそちらをご覧になってください。
その動画の中では、前世が巫女と言っても世界各地に、いろいろなタイプの巫女が居ることを紹介したのです。
世界中の巫女のたち
北欧のケルト文化で、自然霊と意思疎通して、自然ともに月日を送っていた人。
ネイティブアメリカンとして、病気の治癒や霊的な儀式を行っていた人。オーストラリアのアボリジニとして、自然と対話しながら生きていた方。
中には、南アメリカ大陸のインカ帝国で、儀式を行うシャーマンとして、神殿で過ごしていた人もいました。
そしてもちろん、古代の日本で昔ながらの神社の巫女として、神をその身に宿して、その声を聴くための器の役割を担っていた人もいたのです。
前世が巫女の女性
このように、一言で前世で巫女といっても、実際には世界中に様々なタイプの巫女がいます。
そしてそれぞれが、その時代にスピリチュアルな能力を活かして、自然と調和をはかっていたり、神の啓示を降ろしていました。
今回紹介する女性は、そんな私の経験の中でも、とても特殊な実例といえるでしょう。
彼女は、今世の自分に目覚めた、驚くような能力を持て余し、私のもとに相談にきたのです。
前世が巫女の特殊な実例
この話は、もう20年以上前の出来事です。
ある女性との出会い
ある日、一人の女性が「相談したいことがある」と予約を取って、私のセッションルームを訪れました。
彼女は、日本人にしては彫りが深い、東南アジア系の顔立ちをした、少し色黒の小柄でスレンダーな体格の女性でした。
背中まで伸ばされた、長い黒髪がよく似合う方で、歳は20代前半ぐらいだと思います。
そんな小柄な女性が、不釣り合いなほど大きな荷物を抱えて、私のセッションルームにやって来たのです。
宗教画が描かれた絵画
私が何を持ってきたのかと、驚いた顔をしながら挨拶をすると、彼女は部屋に入るなりその荷物を開いて、大きな絵画を取り出しました。
そこには水彩画とも油絵とも取れるような染料で、煌びやかな金色の衣装に身を包んだ女性が、独特な踊りを舞っている様子が、美しく描かれていたのです。
見るからに、これはプロの画家が描いたとしか思えない、宗教画ともいえる素晴らしい出来ばえのとても美しい絵でした。
ですが、その絵を見た瞬間、得も言えぬ雰囲気を感じたのです。この絵には、何か特別なエネルギーが宿っていると。
相談に来た経緯
すると彼女が鬼気迫った顔で、私に語り始めます。
「これは私が描いたんですが、私は絵なんてほとんど書いたことないんです!」
「それなのに急に、筆を手にしたら勝手に描き始めて、気が付いたら書き終えていました。。。」
「それに、なぜか私が知らない言葉を、突然話せるようになったんです・・・。」と言って、聞いたこともない不思議な音色の言葉を、話し始めました。
直感で分かったこと
私はそれを聞いた途端、直感的に確信しました。これはサンスクリット語の宗教歌だと・・・。
もちろん私は、サンスクリット語なんて聞いたこともありませんし、それが宗教の歌であることなど、わかろうはずが在りません。
ですが、その言葉を聞くことで、私の意識を貫くような、確信もといえる直感を感じ取ったのです。
その直感は、彼女が前世でヒンズー教の巫女であり、その能力が目覚めたことで、様々な異常体験をしていることを、私に告げていました。
ヒンズー教の巫女としての前世
ではここまでの内容を少し整理しつつ、彼女に何が起きているのか、スピリチュアルな見解をお話しましょう。
彼女に起きた出来事
彼女はある日突然、絵を描きたい衝動に駆られて筆を手にし、持ち込んだ絵画を、自動書記のように無心に描き始めたそうです。
そして同時に、頭の中に聞いたこともない言葉の、歌のようなものが聞こえてきました。
ですが驚いたことに、知らないはずのその言葉を、自分がなぜか理解できていることに、更に困惑したのです。
そして、その不思議な体験の原因が知りたくて、私の元を訪れました。
直感で理解した2つのこと
私が彼女の話を聞いて、直感的に分かったことは2つです。
1つは彼女が持ち込んだ絵画は、彼女自身の前世の姿を描いたものであり、自動書紀で描かれているということ。
更には彼女が、前世で古代ヒンズー教の神事で、踊りを舞うことで神をその身に宿す、巫女としての役割を担っていたことです。
そう前世で巫女として、霊的存在を受け入れる能力が、彼女に自動書記をさせる土台となり、その絵が描かれていたのです。
前世の記憶が蘇っていた
では、彼女に何が起きているのか。
それは何らかの理由で、前世の記憶や資質が蘇ったのだといえるでしょう。
私たちは誰しも、現在の人格としての個性の奥に、転生を繰り返している、霊格とされる個性を持っています。
ですが様々な理由で、今世の人格が弱まると、その奥にある、転生で培った霊格の個性が、意識に浮上して来るのです。
前世の影響は誰もが受けている
オーラ診断をしていると、ほとんどの人がそんな前世の影響を、無意識レベルで受けて生活しています。
例えばそれは、生まれ持った才能される、前世から繰り越した得意分野であったり、資質としても認識されるものです。
ですが、彼女の場合は、前世で巫女をしており、自我を消すことに長けていたために、そんな前世の影響が明確に出てしまったのです。
それが、今回の特殊な事例の原因であり、彼女自身に起きていることの顛末だといえるでしょう。
前世が巫女の人の才能
ここからは彼女の事例から分かる、巫女の持つスピリチュアルな才能について、触れていきます。
1、自我を無くす能力
先に紹介した動画の中でも、少し触れましたが、前世で神事の巫女として生きていた方は、総じて自我が希薄です。
普通なら今世の人生で養われる、人格ともいえる個性があるべできですが、それが希薄なために、存在感がなく、明確な自分が在りません。
巫女として生きてきた前世で、自我を無くすことに取り組んできたために、個性が宿りにくくなっているのです。
彼女のケースでは、そんな生まれ持った資質が、なおさら前世の影響を明確に発露させる、原因となっていたのでしょう。
2、舞で波動を上げる能力
私もこのケースに触れることで、改めて理解したことですが、実は巫女には舞を踊ることで、自身の波動を高める能力があります。
それは単に踊りが上手であるとか、踊り子としての才能を持っているとか、それだけではありません。
我を忘れて一心不乱に舞踊ることで、極限まで自我を消し去り、神が宿れる高次のレベルまで、自分の心身の波動を高めることが出来るのです。
そう、巫女の舞の本来の目的とは、そんな踊りに専念することで、無我の境地に至り、波動を上げることだったのです。
3、他の存在を宿す能力
最後は、今回の自動書紀の一件でも明らかになった、他の霊的存在をその身に宿す能力です。
これはいわゆる、チャネラーや霊媒師のもっている、「霊的次元の存在の声を聞く能力」とは、全く異なるものです。
神事のような、高次の神を宿すのとは別に、そもそも他の霊的存在が、自分の肉体に宿りやすい資質を持っています。
そしてそれにも関わらず、霊的影響に敏感になることなく、穏やかな心持ちで過ごせることが、巫女ならではの特殊能力だといえるでしょう。
巫女のオーラの個性とは
いかがでしたか?今回は前世が巫女の特殊な実例を紹介し、その上で巫女の持つ才能についてお伝えしてきました。
では最後に、スピリチュアルな視点から見た、巫女のオーラについてお話しして、終わりにしましょう。
巫女の人のオーラ診断
実は正直に申し上げると、巫女としての資質を持った方のオーラは、オーラ診断でも見えにくいです。
個性がないということは、その人のオーラの色がとても淡く、エネルギー量が少ないことを意味します。
そのためオーラ診断でも、まるで雲を掴むかのように、オーラを読み解いていくことと成るのです。
ですが、言い方を変えればそれさえも、その人の個性であり、幾度もの転生を繰り返してきた結果だといえるでしょう。
誰もが個性的で特徴的
私たちは、自分が思っている以上に、とても個性的で特徴的な存在です。
なぜなら、今世の人生で養われた人格だけではなく、その奥には何度もの転生で培ってきた、霊的存在としての資質があるからです。
そんな自分を知ることが、結果的に今世でしっかりとグラウディングして、現実社会で地に足をついて生きることへと繋がります。
ですからそんな、スピリチュアルな存在としての自分を、知りたいと思った時には、ぜひ私に会いに来てください。
きっとそれは、あなたにとって目が覚めるような体験となり、唯一無二の存在としての、本当の自分を知る機会となるでしょう。
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前世が「お姫様、魔女、巫女」という人の特徴をスピリチュアルに解説