【精神安定剤をやめる方法】心理の専門家による抗不安薬の効果と作用

【精神安定剤をやめる方法】心理の専門家による抗不安薬の効果と作用
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井上直哉

心理とスピリチュアルの専門家
1989年大学に進学中に、独自にスピリチュアルの研究を行い体外離脱体験をもつ。医療機器メーカーに就職後、2001年に心理療法家として独立。3,000人以上のセラピー実績を持ち、年間20回以上のセミナーを全国で開催。2010年に株式会社ヒーリングアースを設立。現在は経営の傍ら個人セッション及びセミナーをこなしながら執筆活動に励む。ブログは年間300万人が訪れる。モットーは「現実が変わるスピリチュアル」です。
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉(@my_earth_naoya)です。

先日、こちらの記事「自分に合う心理カウンセラーやセラピストの探し方と注意点」で、精神科や心療内科が、以前よりも敷居が低くなったと、お話ししました。

その追記ではありませんが、これも大切なことなので書いておきます。それは向精神薬といわれる、精神安定剤や抗不安薬についてです。

精神科や心療内科に通われて、精神安定剤などのお薬を服用されているのであれば、知っておいていただきたいことです。

 

多くの方が、病院に行ってもあまりカウンセリングは受けれないし、お医者様もさほど話を聞いてくださらない。でもお薬だけは処方されて本当にこれで良くなるのだろうか?という疑問を持っています。

特にお薬を使われている方は、お薬の量を減らしたいと、お医者様に相談してもなかなか聞いていただけないこともあるでしょう。

ですから、今回のこの記事ではそれらの疑問に答えつつ、オーラなどのスピリチュアルな視点から見ると、お薬がどのようにその効果を発揮しているのか、そしてお薬をやめる方法をお話します。

ですからもしあなたが、精神安定剤や抗不安薬などの薬を服用されており、お薬をやめたいと思っているなら、こちらの内容を参考にしてください。

 

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精神安定剤と抗不安薬について

精神安定剤と抗不安薬について

まずは念のため、今回お話しする精神安定剤抗不安薬について、解説しましょう。

お薬をお使いになっている方でも、解らないことは多いでしょうから、まずはどのようなお薬なのかシッカリと認識しておきましょう。

 

お薬の影響や効果を話す上での注意点

では、精神安定剤などのお薬のお話をする前に、大切なことなので申し上げておきます。

これは私が病名のついた症状や、お薬についてお話をするときに、いつも申し上げていることですが、この記事は、医療従事者が書くものではありません。

代替療法として心の問題の改善を促している、1人の心理療法家としての意見ですので、その点だけ心得ておいてください。

私は決して、現代医学を否定する立場ではありませんが、だからと言って医療の専門家でもありません。

あくまで心理とスピリチュアルの専門家として、あなたの問題を改善するために、参考になるようにお伝えしていくものです。

 

精神安定剤(抗不安薬)について

精神科や心療内科、もしくは婦人科などでも、時には精神的なお薬を処方して下さる病院があります。

そこで処方される精神安定剤は、大きく4つの種類に分かれます。それは以下の通りです。

  • 抗精神病薬
  • 抗うつ薬
  • 抗そう薬
  • 抗不安薬

今回お話しするのは、不安感や動機、めまい、不眠などでよく処方され、一般的に精神安定剤と言われる「抗不安薬」についてです。

ここでは「不眠」とも書きましたが、あくまで不安感からくる不眠で処方される精神安定剤であり、一般的な睡眠薬は含まれませんので、ご注意ください。

 

精神安定剤とは?

まずはWikipediaから、その内容を見て、科学的な見地から精神安定剤について理解しておきましょう。

精神安定剤(せいしんあんていざい、Tranquilizer)は、現代的な呼び方では抗不安薬に相当する向精神薬の一種である。当初トランキライザーの語が精神障害に有効な薬を指して使われ、1958年には静穏剤の訳語も紹介された。1960年代にベンゾジアゼピン系の薬剤が登場しトランキライザーと呼ばれるようになり、次第に神経症の不安に有効なものをマイナートランキライザー、抗精神病作用のある薬をメジャートランキライザーと呼ぶようになった。

古い呼称であり現在では、トランキライザーやマイナートランキライザーではなく抗不安薬、メジャートランキライザーではなく抗精神病薬と呼ぶことが一般的である。またこれらが登場する1950年代半ばまでは、精神医療の薬物療法としては使われたのは、もっぱら鎮静剤、催眠剤である。

Wikipedia引用:精神安定剤

精神安定剤とは現在は古い呼称であり、多くは「抗不安薬」と呼ばれたり、「抗精神病薬」と呼ばれます。

今回こちらでお話しするのは、この抗不安薬についていです。

 

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オーラに現れる精神安定剤(抗不安薬)の影響と効果

オーラに現れる精神安定剤(抗不安薬)の影響と効果

精神安定剤に関わらず、どのようなお薬でも、服用されていれば、ハッキリとオーラにその影響が現れます。

サプリメントのようなものでも、長期間継続して利用していれば、同じようにオーラに影響が見れるのですから、お薬の影響がでるのは至極当然のことです。

 

オーラから見た精神安定剤の影響とは

私がオーラ診断などで、その方のオーラを見れば、抗不安薬などの精神安定剤の影響が出ていることは、意外と良く解ります。

それはクリーム色の厚いオーラとなって、オーラの前面に広がっており、特に第2層~第4層に影響を与えているのです。

そのクリーム色のオーラが示す意味は、「散漫になっている意識状態」です。

物事に意識が集中できずに、ぼーっとしてしまい、思考することが上手くできない状態であり、それ自体がお薬の効果を表しているともいえます。

 

オーラから見たお薬の効果は?

本来オーラの第2層は「感情」を司り、第3層は「思考」を司ります。そして第4層は「個性や自己評価」を示すのです。

それらのオーラが、クリーム色の厚いエネルギーで覆われて、散漫に成ているということは、「感情」、「思考」、「自己評価」が、上手く機能していないことを表します。

それは、何か驚くようなことが在っても、あまり感じないし、あまり悩まないし、自分自身がどうしたいのかも明確にならない状態です。

それが精神安定剤による、効果であり、安定した状態なのです。何があっても、感情的に怖くならず、悩みすぎて不安になることも、自己否定感で落ち込んでしまうこともない状態です。

もともとオーラの色とは、こちらの「オーラの色の意味をオーラ診断の実例をもとに解説」でも解説するように、感情を表すものなので、それが散漫になっているということは、感情が曖昧な状態を意味します。

それは良い意味でも、悪い意味でも、すべての感覚が散漫になっている状態なのです。

 

精神安定剤に求められる効果と疑問

精神安定剤に求められる効果と疑問

これは私の個人的な意見ですが、精神安定剤に求められる効果は、不安や怖さなどの感情を感じなくさせることです。

それにより、不安や怖さで不安定になっている、心の状態を安定化させて、生活に支障が出ないようにするのです。そして実際にその通りに機能しています。

でもちょっと考えてみてください。じゃあいつになったら、そのお薬を使わなくても、心の安定が保てるようになるのでしょうか?

多分、薬をやめたいと考えて、この記事を読んでくださっている方も、同じように疑問に感じていることでしょう。

 

例えば花粉症のお薬なら

例えば私も毎年お世話になっていますが、花粉症のお薬ならどうでしょう。

最近はまだ副作用が少ない物が出回っていますが、以前は花粉症のお薬も、使っていると結構ぼーっとしたり、眠くなったりして意識が散漫になっていました。

それにお薬自体も強いので、胃にも良くないのか、その時期は口内炎にも悩まされていました。

でもスギ花粉症なので、福島なら5月のゴールデンウィーク明けには、自然と症状も落ち着いて薬もいらなくなります。

ですから、単純にそれまで辛抱していれば、後は収まり薬も必要なくなるのです。

 

精神安定剤がなくても心が安定する要因

でも精神安定剤など、抗不安薬はどうでしょうか?

それらを使い続けていれば、いずれ不安を感じなくなり、お薬がなくても心は安定していて、悩むことも、落ち込むこともないのでしょうか?

多分、あなたが疑問に感じているのも、きっとこの部分でしょう。いずれはお薬がなくても、安定できるようになるのだろうか?

私は選択肢は2つだと思います。

それは花粉症のお薬と同じように、外的要因が無くなって必要なくなるか、それともあなた自身で、不安に対処できるようになるかです。

 

外的要因が無くなることでの改善

例えば、もしあなたが事故や事件に巻き込まれ、一時的に不安定な状態に陥って、そのために精神安定剤を利用したなら、その現実から時間がたち、記憶と感情が薄らぐことでも、お薬は必要なくなるかもしれません。

東日本大震災など、とてもショッキングな体験をされた方の中には、同じように一時的な混乱に対処できなくなって、お薬を利用された方もいるでしょう。

でもそんなケースなら、時間と共に自然と不安感や恐怖は薄らいで、気持ちも落ち着いてくるのです。

私たちの心にも、自然治癒力がありますから、日々の睡眠や人との交流により、心は自然と癒されて落ち着くのです。

 

日常的な不安はどう無くしていくのか?

でも例えば、あなたの感じる不安が、なんでもない日常で、具体的な理由もなく襲ってくるものであれば、その要因はいつ無くなるのでしょうか?

具体的な理由がなく襲ってくるのであれば、時間が経つとともに、自然と癒されていくものではないでしょう。

それは日常生活では、癒し切れなくなっている、不安感や心配感であり悩みだからです。

であれば、何かが落ち着いて、外的要因が無くなることは考えられないので、あとはあなた自身が自分を、癒せるようになる必要があります。

自分の心と身体に溜まった、ストレスともいえる不安感や、心配感、衝動的な感情を、自分で癒して、整えられるようになる必要があるのです。

 

精神安定剤をやめるために必要なこと

精神安定剤などのお薬は、先のオーラへの影響でも解るように、あくまで一時的に意識を散漫にすることで、あなたの不安を感じないようにして、心の安定感を保てるようにしてくれるものです。

ですから、花粉症のお薬と同じように、その効果が切れれば、心は自然と、またもとの感じられる状態へと戻っていきます。

その時に、外的要因がなければ問題ありませんが、それが普通の日常生活で感じるような不安なら、また同じようにお薬が必要になる可能性があるのです。

ですから、お薬をやめるために必要なことは、まず先に、外的要因である自分の生活を整え、不安にも対処できるように、自分の心のストレスを解消できるようになることです。

補足説明
こちらの「パニック障害や不安障害のスピリチュアルな原因と改善法」で、パニックについても詳しく書きましたが、パニック自体は、私たちの自然治癒力が働いた結果であり、病気だというのとはちょっと違うのです。問題は心がパニック起こして不安を解消しなくてはならないほど、緊張していることであり、不安を溜めてしまうことなのです。

 

お薬を服用されていたある女性の実例

お薬を服用されていたある女性の実例

私がまだ郡山でセラピーをしていたころ、6割程度の人は、心療内科や精神科などの病院に通い、お薬を服用されていました。

お薬を処方される側の薬剤師さんも、何人かお越しになっていました。

 

彼女と出会ってすぐに解ったこと

もうかなり前のことです、20代前半の女性が、私のもとに電話で予約を取り、お越しになったことが在りました。

セラピーを受けたいということで、来てくださいましたが、私は彼女に会い一目見て、すぐに大きな問題が起きていることに気付きました。

彼女の視点は虚ろで定まらず、いつもどこを見るでもなく、まるで別な世界を眺めているかのようです。

そんな彼女に、私が何が在ったのか聞いていくと、驚くようなことが。それは彼女が、毎日20錠以上の向精神薬を飲んで、過ごしていたのです。

 

彼女が服用していたお薬について

精神安定剤に関わらず、お薬を処方されれば、一緒に胃薬など副作用を抑える薬も処方されます。

彼女は、抗不安薬、抗うつ薬、睡眠薬、胃薬、頓服用の安定剤など、何種類ものお薬を処方されて、持ち歩いていました。

毎食後に7錠ほどの決められた量を服用し、不安を感じた時には、頓服のお薬を飲んで、さらには寝る前に入眠剤と、睡眠持続薬を飲んで。

それらの薬の作用で、意識は朦朧になりながらも、自分の現状を変えるために、さまよっていたのです。

 

彼女のこれまでの経緯と原因

彼女はもともと、お家のお父さんの家庭内暴力が酷く、かなり辛い思いをして学生時代を過ごしていました。

ですが精神科や心療内科に通いたくても、ご両親の反対で病院には行けません。

そして社会人となって、就職することもできないまま、実家に引きこもり、1年ほど前から、ようやく心療内科へと通えるようになったそうです。

ですが病院でお薬をいただいても、日々の不安感が強く、それをお医者様にいうほどに薬は強いものになり、量も増えていき。

気が付いたら自分でも、どうしたらいいのか解らなくなっていました。

 

時にはセカンドオピニオンも必要

その頃の私の元には、色々な病院に通われている方が来てくださっていたので、それぞれの病院の先生の傾向も、間接的に解っていました。

それに地元の精神科に勤務されている、臨床心理士の先生とも面識もありました。

ですから、彼女にセカンドオピニオンを受けるように勧めたのです。それは別な専門医に、相談してみることです。

少し遠くはなるものの、臨床心理士のカウンセリングなども受けられ、必要であれ入院することも可能な、総合病院の精神科を紹介しました。

場合によっては外的要因である、ご家族からの隔離も可能な病院です。

 

精神科への入院の種類と目的

あまりご存知ない方も多いと思いますが、精神科などの病院の入院施設には2つの目的があります。

1つは、そのまま生活をしていると、何をするか危険なため、医師の判断と県知事の権限で行われる「措置入院」いわゆる強制入院です。

もう1つは、外的要因である生活環境、例えば家族からの暴力や、精神的な苦痛から隔離するための「医療保護入院」です。

それ以外にも、本人の意思で入院できる「任意入院」、緊急性を要し家族の同意が得られない時の「応急入院」などもあります。

特に医療保護入院では、必要最低限のお薬しか出されません。それでも多くの方が、自然と回復されていくのです。安全な環境さえあれば、人の心は自然と安定してくるのです。

 

精神的なお薬をやめるための手順

精神的なお薬をやめるための手順

このお薬の兼ね合いだけは、とても大切なので、詳しくここに記しておきます。

もしあなたが、精神安定剤などのお薬をやめたいと思うなら、先ほど述べたように、外的要因を排除するか、自分でストレスを解消できるようになるかです。

そのために必要なことが、代替療法なのです。

 

セラピーなど代替療法を受ける上での注意点

まず、何らかの代替療法を受ける際には、今までの通院履歴や服用されているお薬について、セラピストに正直にお話ししましょう。

中には、言えばセラピーを受けれないのではないかと心配して、あえて言わない方もいますが、それは逆効果です。

お薬を服用されていれば、セラピーに何らかの影響が出るのは、当然のことです。でもそれを解っていて療法を進めていくのと、解らずに進めていくのでは、結果に雲泥の差が出ます。

ですから、出来れば処方箋やお薬を、持参して行くようにしましょう。

 

オススメはボディーワークから

お薬を服用されていて、代替療法で改善を促したいと思うなら、一番おすすめなのはボディーワークからです。

ボディーワークは肉体から、心を癒していくものですし、肉体を解すことで緊張感を取り除き、心の回復力を高めてくれます。

それに何より、気持ちいいでしょう。まずはそんな心地よさを感じることで、心を癒すことが大切です。

カイロや整体、アロマトリートメントなどで、根本的な骨格や姿勢、生活習慣を見直せるとなお良いでしょう。

スローライフで健康的な生活の、実現を目指すと思っていも良いかもしれません。

 

 

心理セラピーやスピリチュアルなワークでの改善

心理セラピーやスピリチュアルなワークを受けて、改善を促していくのであれば、担当のセラピストに相談されると良いでしょう。

私のように、通院中の方や、お薬を服用されている方でも、相談を受ける人も居れば、それらの人は対象外だと、言われることもあります。

それぞれの専門分野がありますから、断られてもそれは気にせずに、対応して下さる方を探されるのが良いでしょう。

ポイントは申し込む前に、通院歴やお薬のことお話しして、聞いてみることです。

詳しくはそんな心理セラピストの選び方を、こちらの「自分に合う心理カウンセラーやセラピストの探し方と注意点」でも解説しています。

 

フラワーレメディで心の癒しに取り組む方法

フラワーレメディはお薬を服用されている方でも、安心して利用することが出来る、心を癒す花の療法です。

様々な心の問題に対応していますから、ご自分で思い当たるものを試してみるのも良いでしょう。

特に不安感を癒してくれるものは、「リバイバルレメディ」です。

こちらはすでに、5種類の癒しを促してくれるレメディが、ブレンドされていますから、これから始めても良いですね。

不安感が特に強くて考えすぎてしまうようなら、この2つのブレンドが良いでしょう。

私はそれぞれの症状に適したレメディを、こちらの「フラワーレメディ」で紹介していますから、自分にあった物を探してみてください。

補足説明
 フラワーレメディを使用するなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて、レメディを6滴入れましょう。2種類の場合は3滴×2種類です。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&適応表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
初めてのフラワーレメディ利用法付き

 

メンタルヘルスセミナーに参加する

私が開催しているようなメンタルヘルスセミナーなら、通院中でお薬を飲んでいる方でも、とても安全に、マイペースで心の癒しを進められます。

そして一度セミナーに参加して、どのように自分の心に向き合えばいいのか、その方法をマスターしてしまえば、あとは日々の生活の中で、取り組んでいくだけです。

実際に精神安定剤など、抗不安薬や睡眠薬を飲んでいる方でも、自然と回復していきますから、よろしければそんなメンタルヘルスセミナーに、参加してみるもの良いでしょう。

私の個人的な見解を言えば、先に紹介したフラワーレメディを使用しながら、セミナーで学んだスキルを実践すれば、きっとさほど掛からずに薬は必要なくなるでしょう。

実際にお薬をやめられる方もいらっしゃいますので、無理なく自分のペースで取り組んで行かれてのも良いでしょう。

 

”メンバーズブログ"

精神安定剤などをやめる流れ

精神安定剤などをやめる流れ

さて、最後にお薬をやめると言っても、これだけではイメージが湧かないと思うので、こんな話をしておきましょう。

それは、精神安定剤などのお薬を、やめられるようになる方の、変化とやめるまでの流れです。

 

1、代替療法に取り組む前にすること

まず代替療法を始める前に行なうこと、それは現状をシッカリと把握することからです。

こちらの「スピリチュアルヒーリングとは?その仕組みや効果とやり方」にも書きましたが、大切なことは客観的な視点で、現在の状態を記録することです。

心の問題はどうしても、主観的に感じ易いもので、改善していても1度発作がおきると、簡単に気持ちが折れてしまい易いといえます。

ですから、自分で管理して進めていく意味で、必ず記録を取るようにしましょう。

 

2、代替療法を始めた時にすべきこと

あなたが代替療法に取り組み、自分の心の改善に向かい出したなら、それを主治医の先生にシッカリと伝えましょう。

どんな風に、自分を癒す取り組みを、始めているのかをです。

そうすると主治医の先生は、自分で前向きに取り組みだしたことを評価して、心の回復が始まったと認識してくれます。

重要なのは、お薬に頼るだけではなく、自分で別のストレス解消法を探し出していることを、知ってもらうことです。

 

3、注意が必要なお医者様とのコミュニケーション

ここで注意していただきたのは、調子が良くなったからといって、精神科や心療内科のお医者様に、いきなりお薬を減らしたいと言うと、お医者様は少し心配します。

それは、あなたの心の波が良いときに薬を減らすことで、また不安定になりはしないか。そう思うのです。

それに心の状態が落ち着いたからといっても、ある程度の安定期間が必要な場合もあります。お医者様とすれば、もうしばらく様子をみながら、調整して行きたいとお考えになるのです。

その結果、すぐにすぐあなたの言葉通りには、していただけないことが多いでしょう。ですから、まずは焦らずジックリと代替療法に取り組むのです。

 

4、代替療法を始めると何が起こりだすか

ボディーワークや心理療法、フラワーレメディ、メンタルヘルスセミナーで学んだ方法などを実践し始めると、まず頓服で使う精神安定剤を、利用する回数が減ります。

そして時には、調子が良くて薬を飲み忘れることが出てきます。

それとか、調子が良くなりだしているのに薬を飲んでいると、副作用が強く出て、ぼーっとしやすくなったり、薬が強いと感じ始めるでしょう。

そしたら、主治医の先生にその旨お話ししましょう。薬が残ってしまったことや、それでも調子が良いことを告げるのです。

 

5、お医者様にお話しするなら具体的に

ポイントは「薬を減らしてください」というよりも、「何日分飲み忘れちゃいました」とか、「頓服のお薬は使いませんでした」など、具体的に伝えるのです。

「副作用なのか、運転中にぼーっとするので、少し弱いものに」とか、薬が効きすぎていることも、具体的にお話ししましょう。車の運転に支障をきたすとか、吐き気が強いなら、なおさらシッカリとお医者様に伝えるべきです。

するとお医者様は、あなたが代替療法で自己改善に取り組んでいること、そして薬の効きぐあいから、心が回復に向かっていることを感じ取って、薬の量を再度調整してくれます。

「お!良くなりだしているな。」と安心して、様子を見てくれるのです。

お医者様もあなたからのフィードバックをもらわないと、どの程度薬が効いているのか解らないので、出来るだけ具体的にフィードバックしてあげてください。

 

6、精神安定剤をやめる上での全体の流れ

大切なことは、現状が良くなっている結果、薬の量が自然と減っていくという過程です。

現状の改善が見えないのに、薬だけ減らすとなると、またもとに戻りかねないと、お医者様も心配されるのです。

ですから代替療法を進めて、良くなっていると感じたり、体調が良い日が増えてきたなら、その旨もシッカリとお伝えしましょう。

お薬はお医者様と相談しながら、徐々に調整していくもので、その結果、自然とお薬が必要なくなるのです。

最終的には、頓服用の安定剤だけお守り代わりに貰っておいて、それも使わずに残ってしまい、お薬は終了というのが良くあるパターンです。

 

井上のオーラ診断

自分を癒すことが薬をやめる方法

自分を癒すことが薬をやめる方法

私は以前にも書きましたが、お薬に関しては中立な立場です。

まあ、私自身必要であればお薬を利用しますし、春先は花粉症用のアレルギー薬も服用しています。

 

薬に頼らなくてもよい方法を見つける

ただ、精神安定剤などの抗不安薬は、その性質上、本来の感性や発想力、創造力が使えなくなることも事実です。

自分の意思や望みが曖昧になり易く、迷って決めれなくなってしまうのです。

それがある意味、お薬の効果であり、副作用でもあります。

ですから、ご自分で今利用しているお薬をやめたいと思うなら、薬に頼らなくてもよい方法を見つけましょう。

 

心と身体は表裏一体

先ほども紹介したように、同時にボディーワークなど、緊張感を解きほぐす施術、鍼灸や整体、マッサージなどを受ければ、自然と心も回復してきます。

と言うのも、至るところ心と身体は表裏一体なのです。

心へのストレスが、身体の緊張や不調となって反映され、身体の不調が心の問題となって現れます。

だからこそ、身体を癒すことで心を癒すのは、とても理にかなった方法なのです。それは精神科や心療内科のお医者様も、喜んで進めてくれることです。

 

薬に関わらず現代社会で求められること

どちらにせよ、自分の心の状態を整えて癒していくことは、あなたがお薬を飲んでいようがいまいが、この現代社会では必要なことです。

私たちが自分の理想を明確にして、それを現実化していくためには、誰にでも求められる、心と感情をコントロールする能力なのです。

一流の人たちほど、瞑想をしたり、日々スポーツや自己の健康管理に努めるのは、そんな理由からです。

その点を理解して、お薬をやめるためだけではなく、自分の生活環境の改善と、心の成長のためだと思って、取り組んでみてください。

私はそんなあなたの意思を、心から応援しています。

 

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心のプロが実践する不安を取り除くスピリチュアルな方法

 

動画:心の不調を改善させるコツ

最後にこの動画だけ、つけておきます。

何年も前の動画ですが、あなたが回復していくために、きっと役に立つでしょう。

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