コロナ禍のテレワークでうつになる人の心理的な原因と対策

コロナ禍のテレワークでうつになる人の心理的な原因と対策
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井上直哉

心理とスピリチュアルの専門家
1989年大学に進学中に独自に体外離脱の研究を行い、自ら離脱体験をもつ。医療機器メーカーに就職後、2001年に心理療法家として独立。3,000人以上のセラピー実績を持ち、年間20回以上のセミナーを全国で開催。2010年に株式会社ヒーリングアースを設立。現在では経営の傍ら個人セッション及びセミナーをこなしながら執筆活動に励む。オフィシャルブログは年間300万人が訪れる。
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こんにちは。
心理とスピリチュアルの専門家 井上直哉です。

最近、コロナ禍でテレワークになってしまった方から、気分が優れずに、仕事が頭から離れなくなったと相談をいただきました。

以前に、NHKなどでもテレワークによるうつの増加について、WEB特集が組まれていました。

このコロナ禍の期間が延びるにつれて、次第にその問題が浮き彫りになってきたと感じます。

そこで今回の記事では、なぜテレワークでうつになる人が増えるのか、その心理的な原因をお話しし、具体的な対策についても紹介していきましょう。

 

テレワークうつの実態について

テレワークうつの実態について

まずは、テレワークうつの実態として、NHKによるテレワークうつの特集から紹介しましょう。

これは今年の6月に更新されたものなので、すでに現状のテレワークうつとはズレがありますが、まずは参考になるでしょう。

 

NHKによるテレワークうつの特集

2020年6月18日にWeb特集として「“テレワークうつ”を防ぐために」というページがUPされました。

こちらは、コロナ禍で成れない在宅勤務が始まり、そんなストレスからうつになる人が増加する可能性があるという、そんな問題を扱ったサイトです。

「満員電車で出社する必要がない」などと賛成する意見も多い、テレワーク。その一方で心療内科の医師を取材するとうつ病のリスクを指摘する声が出ています。

慣れない在宅勤務のストレス。仕事とプライベートの境目がわからなくなり長時間労働につながる懸念もあります。

いま、企業の間で“テレワークうつ”を防ぐための取り組みも広がっています。 (ネットワーク報道部記者 成田大輔)

NHK WEBサイト引用:“テレワークうつ”を防ぐために

 

取り上げられたコロナ禍初期の実例

このNHKのWEB特集で取り上げられた実例では、業務の一部がテレワークとなり、同僚や上司とのコミュニケーションがままならない。

そんな、ストレスを感じている女性の話が、紹介されています。

この特集は6月に配信されているので、まだ比較的テレワークの初期に起きている、心理的な問題について語られていました。

社内での意思疎通が、上手くいかないことで起きる、そんなストレスがメインとなっていおり、現状2020年10月末に起きている問題とは少し異なります。

 

問題となる今回の実例とは

今回取り上げるテレワークうつは、さらにコロナ禍が進んで起きている問題です。

それは、長期間のテレワークによって、コミュニケーションはもちろんのこと、生活サイクルに変化が起こり、ストレスが蓄積してうつになるという問題であり。

このNHKのWEBサイトでも、医師の浅川先生が心配されていた内容だと言えるでしょう。

浅川医師 「テレワークをする場合は、仕事はここまでに終わらせる、ここからはプライベートの時間だから遊ぶ、オンとオフの使い方が大切です。また部屋の中でも、仕事をする場所、プライベートな場所を分けるなどすると気持ちの切り替えにつながります。また、対面のコミュニケーションでは相手の顔色や声のトーンで感情が伝わりますが、テレワークでは文字のやり取りが増え誤解が起きやすいので、相手への配慮も忘れないでほしい」

NHK WEBサイト引用:“テレワークうつ”を防ぐために

 

慢性的な緊張によるテレワークうつとは

慢性的な緊張によるテレワークうつとは

今回取り上げるテレワークうつは、テレワーク初期の環境の変化によるストレスではありません。

長期間のテレワークにより、環境に慣れたつもりでいても、無意識にストレスが溜まって、うつになるという問題です。

 

慢性的な緊張によるテレワークうつ

コロナ禍の初期では、テレワークいよる環境の変化について、ストレスを感じて体調を崩しやすい人が出ていました。

それは、先ほどのNHKのWEB特集を見れば、お解りいただけることでしょうし、実際に同じような問題を抱えた方が多かったと思います。

ですが、そんなテレワークが長期間続くことで、環境に慣れたつもりでも、無意識に蓄積していくストレスがあります。

それが今回取り上げる「慢性的な緊張によるテレワークうつ」です。

 

長期間のテレワークでうつになる

もしあなたが、数ヶ月に渡る長期間のテレワークに従事しており、最近気分が優れないとか、眠りが浅い感じがする。

慢性的に疲れているような気がして、気持ちをリフレッシュしたいけど、できないまま日々を過ごしていると感じるなら。

あなたはすでに、「慢性的な緊張によるテレワークうつ」に成り掛けている可能性があります。

それは、仕事とプライベートの境目が無くなることにより、気持ちの切り替えが出来なくなることにより起きる、心理的なうつ状態です。

 

会社員がうつになるのと同じ

そもそも、この「慢性的な緊張感によるテレワークうつ」は、会社勤めの人がうつになる典型的なパターンだといえます。

それは、真面目な方で、仕事に熱心に取り組み、連日のように残業となって、休日出勤することも多い方に起きやすいといえるものです。

自宅に帰っても、いつも仕事のことが頭から離れないため、休めた感じがせずに、慢性的に疲れているような気がして、気が付けば何もやる気が出ない。

あなたも今まさに、そんな状態に陥っていませんか?

 

人がテレワークうつになる5つの原因

人がテレワークうつになる5つの原因

では、なぜ長期間のテレワークによって、多くの人がうつになってしまうのでしょうか。会社勤めをしていた頃は、問題なく過ごせていたのに、テレワークの何が心理的な原因になっているのでしょう。

ここではそんな、「慢性的な緊張感によるテレワークうつ」になる原因を5つほど上げて行きます。

 

1、長期化で先が見えない疲れ

今回のような長期間にわたるテレワークは、コロナ禍になったばかりの頃には、誰も想定していなかったことでしょう。

現状でもこのコロナ禍がいつまで続くか解らず、それに応じてテレワーク期間もいつまで継続されるのか、ほとんど先が見通せない状況です。

短期間であれば、少しぐらいストレスを感じることがあっても、多くの人はそれを我慢することで耐え、うつになることはありません。

ですが、それが想定した以上に長期間になり、気が付けばストレスを解消できないまま、日々を過ごしているとなると危険です。

すると人は、ゴールの見えないマラソンを永遠と走り続けているような、そんな心理状態に追い込まれてしまい、心が疲弊していくのです。

 

2、コミュニケーションでのストレス

さらには、慣れないネットでのコミュニケーションにより、意思疎通に問題が生じてストレスを感じやすいといえます。

人は、目の前に上司や同僚が居れば、その人の言葉や仕草で、無意識に相手の状態を感じとり、コミュニケーションを円滑に取るために役立てています。

ですがテレワークでは、メールやチャットでの言語でのやり取りが増え、さらにネット会議では業務の連絡ばかりで、気軽な会話のやり取りが不足してしまいがちです。

すると、どこかスッキリとしない気持ちが残るのですが、テレワークだから仕方が無いと割り切って、モヤモヤした状態のまま仕事を継続することとなり。

それが蓄積することで、なおさらコミュニケーションが難しくなってうつになり易くなるのです。

 

3、一人で仕事をする閉塞感

自宅で仕事をしていて、何気なく周りを見渡すと、気が付けば誰もいない部屋の中で、黙々と仕事をし続ける自分が居る。

テレワークだから当然のことだし、それがテレワークなんだら仕方がないことだけど、どこか漠然とした閉塞感や孤独感を感じる。あなたもそんな風に感じていませんか?

そもそも会社では、同じ目標に向かってチームワークで前進していくものです。

そして、その場に自分が参加していることで、どこか自分の存在意義を感じ、やりがいを得るものしょう。

でもそんな仲間が、突然目の前から消えて、黙々と一人で目標に向かうとしたら、閉塞感と孤独感に苛まれて、何のために前進しているのか、目標を見失ってしまうのも当然です。

 

4、NOとOFFの切り替えが出来ない

家でテレワークをしているときに、普段着だったり、部屋着でリラックスして仕事をしようとしていませんか?

いつもの自分の部屋で、パソコンに向かって仕事をし、それを終えたらそのままその場所で、動画を見たり余暇を過ごすなどしていませんか?

先の浅川医師が仰っていたように、最も注意が必要なことは、NOとOFFの切り替えが出来なくなることです。

殆どの人は会社に行っていたときに、無意識に公私の切り替えをしています。服装、通勤、場所、対人関係により、五感を駆使してONとOFFを切り替えているのです。

でもテレワークでは、それがプライベートと同じになるため、NOとOFFの切り替えが曖昧に成り、仕事の緊張感を引きづり易いのです。

 

5、休日もリフレッシュできない

そしてさらに問題となるのが、休日の過ごし方です。

コロナ禍の今、人との食事や飲み会などは、どうしても敬遠せざる得ません。コンサートや映画館など、余暇を過ごすことさえも、気兼ねなく出来ない状態です。

休日を、いつもと同じように部屋で過ごしては、なおさら休めた感じがせず。だからといって外出しても、コロナ禍では気を遣うばかりで、どこか羽を伸ばせた感じがしない。

結果的に、休んつもりでも、以前のようには気持ちがリフレッシュできない

そんな中途半端な状況が続いており、多くの人がストレスを解消できなくなっています。。

 

テレワークうつのNOとOFF対策

テレワークうつのNOとOFF対策

ここまでは「慢性的な緊張感によるテレワークうつ」になる原因を紹介してきました。あなたも思い当たることが多かったのではないでしょうか。

ではここからは、そんなテレワークうつへの対策について考えていきましょう。

 

意識的にONとOFFを切り替える

最優先は仕事とプライベートの切り替えを、テレワークでも意識的に行うことです。

そのために、心理の専門家としていくつか簡単な取り組みを提案しますから、できる事から始めて下さい。

  • 仕事中は会社での服装を心掛ける。
  • 仕事のパソコンは勤務時間のみ使用。
  • 「仕事中」という札を部屋に掛ける。
  • 仕事の終了時刻にアラームを設定する。

 

仕事中は会社での服装を心掛ける

それでは先に紹介した内容を簡単に解説していきましょう。最初は「仕事中は会社での服装を心掛ける。」からです。

先のNHKのWEBサイトでも、コロナ禍のテレワーク中に、少しでもリラックスできるようにと、心掛ける人の事例が紹介されていました。

ですが、逆に仕事中は少し緊張感が保てるように、職場でも問題ない服装を心掛けましょう。

仕事中にリラックスしすぎると、返ってプライベートとの切り替えが難しくなりますから、その点は注意してください。仕事を終えた後の開放感が大切です。

 

仕事のパソコンは勤務時間のみ使用

続いては、「仕事のパソコンは勤務時間以外では利用しない。」です。

これはテレワークでのうつ対策で、一番効果的だと考えます。ノートパソコンを開いた瞬間がONで、閉じた瞬間がOFFです。

ですから、間違ってもそのパソコンで動画を視聴したり、ネットファーフィンをするなど、プライベートな利用は避けましょう。

プライベートでは、自分所有のPCやタブレットを使用したり、スマホを利用してネットを使う方がおすすめです。

 

「仕事中」という札を部屋に掛ける

これは実は私も実践していますが、仕事中には「Zoomで仕事中」など、現在仕事中であることを札にして掲げましょう。

ご家族の居るお宅はなおさらですが、仕事中に家族に話しかけられれば、嫌でもプライベートモードに気持ちが戻ります。

ですから、仕事中には声を掛けられないように「仕事中」の札を掲げて、Zoomなどのネット会議を利用することも伝えてましょう。

この札を掲げることや下ろすことでも、意識のONとOFFを切り替えるスイッチとなります。ですから、一人暮らしでも自分のために実践すると良いでしょう。

 

仕事の終了時刻にアラームを設定する

この方法は、仕事の開始の時に、終了時間にアラームが鳴るように設定して、実際にアラームとともに終業することです。

というのも、私たちは子供のころから、アラームで気持ちを切り替えることを行ってきました。学校のチャイムがその最たるものですよね。

それに現在の会社でも、チャイムで終業を知らせるところは多いと思います。

その子供のころから身に付けている、チャイムによる条件反射を利用して、意識の切り替えをすることで、テレワークでもONとOFFを切り替えましょう。

 

テレワークうつを防ぐスピリチュアルな対策

テレワークうつを防ぐスピリチュアルな対策

ではさらに、コロナ禍のテレワークで、うつに成ってしまうのを防ぐために、スピリチュアルな対策もいくつか紹介しましょう。

 

仕事を忘れる取り組み

現在すでに、テレワークうつに成り掛けている方は、まずこちらの「仕事のストレス解消法!プライベートで仕事を忘れて考えない方法」をご覧ください。

こちらの記事では、いかにして休日に仕事のことを忘れられるようになるか、その必要性と取り組み方を紹介しています。

この記事を読めば、なぜ今の自分がうつ状態に陥っているのか、その理由もハッキリと解ってくることでしょう。

心理的なワークに取り組む上では、現状の自分の心理状態を理解することが大切ですから、まずはこちらの記事に目を通してください。

 

グラウンディングの瞑想

さらには、日常生活で意図的にリラックスできるようになるために、グラウンディングの瞑想法に取り組んでみましょう。

具体的なやり方については、こちらの「グラウンディングの意味とその効果とは?地に足をつく方法」で詳しく解説しています。

これは、多少スピリチュアルなイメージワークとなりますが、慣れてしまえばとても効果的にストレスを解消することが可能です。

日常に取り入れることで、コロナ禍のテレワークうつを予防することにも繋がりますし、仕事でのストレスケアの方法にもなりますから、ぜひ身に付けておきましょう。

 

フラワーレメディによる対策

あまりにも夜に寝つきが悪いとか、慢性的な疲れが溜まっていると感じるなら、まずはフラワーレメディを使って現在の体調を整えましょう。

ポイントは何度もいうよに、仕事をしていないときにリラックスが出来るようになることです。

その点では、バーベインを使えば、無意識での緊張感を解きほぐして、睡眠を深くしてくれることで、疲れを解消することが出来るでしょう。

また一緒にマスタードを使うことで、憂鬱感についても取り払ってくれるので、再び休日を楽しむことが出来るようになります。

補足説明
 フラワーレメディを利用するなら、500mlのペットボトルに水やお茶などの飲み物を入れて6滴入れましょう。2種類をブレンドするなら3滴×2種類でOKです。マイアースでは、希望の方にフラワーレメディの利用法を配布しています。ご注文の際に、カートボタン上の「利用法&問診表 あり」を選択してご注文下さい。なお、フラワーレメディの詳しい利用法は、こちらの「【初心者向け】フラワーレメディの効果的な使い方<バッチシリーズ>」をご覧ください。
初めてのフラワーレメディ利用法付き

 

セミナーでストレスへの対策法を学ぶ

今回のコロナ禍によるテレワークうつに限らず、以前から会社での人間関係や、仕事とでのストレスで疲れやすいというのなら、この機会に、自分の心を整えるための具体的な方法を学ぶのも良いでしょう。

心の安定感は、日頃の生活の中で取り組む、簡単なスキルによって習得できるものです。

それに1度身に付けてしまえば、今後の人生で何かメンタルな問題が起きたときにも、すぐに自分で対処することが出来るようになります。

その方法は、とても簡単なものですから、もしあなたが自分にも心の安定感が必要だと感じるなら、私の開催しているようなメンタルヘルスセミナーで学んでみて下さい。

 

メンタルケアは今後の人生で役立つ

メンタルケアは今後の人生で役立つ

いかがでしたでしょうか?今回の記事では、最近問い合わせあった、コロナ禍のテレワークによるうつについて、その対策を詳しく解説していきました。

では、最後にこんな話しをして終わりにしましょう。

 

シンプルな取り組みが一番いい

もしかしたら、あなたは先の「テレワークうつのNOとOFF対策」を見て、「なんか子供だましの様なやり方だ。」と思うかもしれません。

でもそれでいいのです。そもそも私たちの潜在意識は、子供の様に素直で単純な心ですから、複雑な意識の切り替え作業や、面倒な取り組みは必要ありません。

ポイントは、シンプルで、単純で、解り易く、簡単なこと、それが何よりも潜在意識の奥深くに伝わり易いのです。

子供が喜んで実践するようなことが、私たちの潜在意識にはとても効果的なのです。

 

メンタルケアは今後の人生で役立つ

今回のONとOFF対策は、とても簡単ですぐ出来るものばかりなので、やり易そうなものから、いくつか取り入れて実践して行きましょう。

コロナ禍により、やむを得ず始まったテレワークですが、現状いつ以前のようなオフィス勤務に戻れるか解りません。

この環境の変化の中でも、自分の心を整えて、ストレスを上手に解消していくことが、その後の会社勤務でも、必ず役立つ取り組みになるでしょうから。

そんな先を見据えた気持ちで、今の自分のメンタルケアに取り組んでみて下さい。

 

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仕事のプレッシャーに弱い人の心理的な原因と辛いストレスへの対処法

 

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ABOUTこの記事をかいた人

1989年大学に進学中に独自に体外離脱の研究を行い、自ら離脱体験をもつ。医療機器メーカーに就職後、2001年に心理療法家として独立。3,000人以上のセラピー実績を持ち、年間20回以上のセミナーを全国で開催。2010年に株式会社ヒーリングアースを設立。現在では経営の傍ら個人セッション及びセミナーをこなしながら執筆活動に励む。オフィシャルブログは年間300万人が訪れる。
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